ドライバーはロフト8度 フェアウェイウッドは13.5度の3+をさらに立てていた!

住友ゴム工業とクラブ契約する入谷のバッグは、パター以外の13本がスリクソンとクリーブランドのシリーズとなっていました。

ドライバーのスリクソン「ZXi LS」はロフトが8度。3Wの「ZXi」は、ロフトが13.5度の「3+」で、さらにロフトを0.5度立てています。

さすが飛ばし屋、と思って本人にその意図を聞くと「私の中ではロフトが立っているとは思っていないんです。私は“顔”を意識するので、元々右を向いていたのを『ちょっと左めにしたいな』と思ってやりました」と、見え方を重視した結果だと説明してくれました。

弾道を調整したのは3Wのソールに貼られた4枚の鉛で。

こちらは「オフにダンロップの人と『ここに貼ったらどうなる』と考えながらやったのがこうなっています」とのことでした。

フェアウェイウッドは1本だけで、次はロフト17度の2番と19度の3番ユーティリティがバッグに入っています。

アイアンはZXi5とZXi7とのミックスにして、ロフトを調整 同じモデルでもシャフトを変える

アイアンは5~9番とPWが「ZXi5」だったのを、オフに8番以下を「ZXi7」にするミックス仕様にしました。

これは「PWとかでフライヤーしやすいので」との理由からです。

プロならPWで打つショットはベタピンにつけたいもの。

それがフライヤーによって1〜2ヤードでも余計に飛ぶと、次のパットが入る確率は大きく違ってきます。

そこで8番~PWは「ZXi7」にすることで改善。

ただし「ZXi5」に比べてロフトがPWと9番で2度。8番は1度寝ているため「PWと9番はロフトを立ててもらって(ZXi5を使っていた時と比べて)距離が落ちないようにしています」と、モデルが変わっても、番手による飛距離が変わることのないようにしています。

さらに5番と6番はシャフトがスチールとカーボンの複合素材の「N.S. PRO MODUS3 HYBRID」になっています。

こちらはオフにまず5番に装着したところ「結構ハマった感じだったので、6番にもお願いしました。球が安定するようになったと思います」

「RTZ」ウェッジは48度を1度立てたモノと52、58度の3本が入り、長さは市販仕様より若干短くし、この3本が0.25インチピッチになるように調整されていました。

パターはブレード派→スパイダー投入5試合目で優勝

パターは長くブレード型を使い続けていたのを、「操作ができてヘッド(ストローク中の軌道)がブレるやつよりも、助けてくれる感じのにしたかったので」と、4月の「KKT杯バンテリンレディスから「スパイダー ツアーX」に変更して、5試合目で優勝という結果を出しました。

自分の感覚を大事にしてつかんだ約11か月ぶりの通算2勝目。

試合を重ねてさらにフィットしていけば、目標とするシーズン3勝の可能性もグンと高まりそうです。

入谷響の優勝セッティング

ドライバー

スリクソンZXi  LS (8度)  24 VENTUS BLUE  6S

フェアウェイウッド

3+W スリクソンZXi(13.5度)    24 VENTUS BLUE 6S

ユーティリティ

スリクソンZXi(2U/17度、3U/19度) VENTUS RED HB  7S

アイアン

#5&#6 スリクソンZXi5   N.S. PRO MODUS3  105 S

#7 スリクソンZXi7   N.S. PRO MODUS3  105 S

#8〜PW スリクソンZXi7   N.S. PRO MODUS3  105 S

ウェッジ

クリーブランドRTZ(48、52、58度) N.S. PRO MODUS3  105 S

パター

テーラーメイド スパイダー ツアーX

(取材・文/森伊知郎)