芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第5回

グリーンへの観察力と対応力を高めよう

2020/01/18 ゴルフサプリ編集部



グリーンの硬さや速さといったコンディションに加えて、上りや下り、曲がるラインなどパットのシチュエーションはさまざまです。その状況判断を正しく行い、スコアアップを目指しましょう

グリーン上で「上りか下りか、傾斜がわからなくなった」という経験はありませんか? それは地形や足もとのアンジュレーション、目の錯覚などによって起こりますが、これを防ぐには「グリーンを外側から観察する」という習慣をつけましょう。

セカンド地点からグリーンに向かうときに、グリーン全体のおおまかな傾斜をチェック。いわゆる受けグリーンかどうか、左右どちらが高いのか、カップとボールの位置関係などを見ます。加えて、グリーンの色(芝の濃も淡)や日の当たり方、風の抜け方などもよく観察してください。そしてグリーンに上がったら、芝目の向きをチェックします。最近のグリーンは芝目がないといわれますが、自然物で生育する以上、芝目は存在し、球のコロがりに影響を与えます。特にカラーからのパットは、芝の長さだけでなく、芝目の向きをよく見ることが大切です。