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芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第3回(1/2)

誰でもできる!パットのセンスの磨き方

2019/10/31 ゴルフサプリ編集部

「パットのセンスがないから上達は無理」と諦めていませんか?しかし実際は「センスがない」のではなく、単に知識や練習量が不足しているだけの人がほとんどです。今回は私なりのセンスの磨き方ととっておきの練習法を紹介します。

●芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方 第3回
(1/2):1mのパットにあなたの性格が一番現れる
(2/2):カップに惑わされない2つの練習法

 ジャンボ尾崎が命名 
世界一パーパットが上手い男
(TSIグルーヴアンドスポーツ)
芹澤信雄(せりざわのぶお)
1959年11月10日生まれ。173㎝、72㎏。静岡県出身。レギュラー5勝、シニア1勝。「ゴルフは楽しく真剣に」をモットーにチームセリザワを牽引。藤田寛之、宮本勝昌らをトッププロに育て上げた。ツアーで指折りの理論派であり、パターの名手としても知られる。人工股関節を埋め込む手術を経て見事に復活。

誰でもできる!パットのセンスの磨き方

ラウンド中は五感を研ぎ澄ます

パットで大事なのは、体力や技術よりも、「センス」です。その磨き方はさまざまで、パットのラインを真剣に読むのもその一つです。適当でなく真剣に読んで、ライン読みに集中することで、視覚や触覚(足の裏から伝わるグリーンの硬さ)といった感覚が養われます。打ち方も大事ですが、ラウンド中は打感(触覚)や打球音(聴覚)を含めた、いわゆる五感をより研ぎ澄ましてみてください。

そしてラインを読み、ボールのコロがりをイメージしたら、脳からの指令をいかに体に伝えるかがポイントです。私はボールの後方に立ち、ラインを見ながら素振りをくり返します。また、曲がるラインはラインの中間地点に立ち、ボールのコロがりをより鮮明にイメージします。このようにイマジネーション(想像力)を高め、脳から体への伝達能力を向上させることも、センスを磨くうえでとても重要です。

ボールを投げるのと同じです!

ボールを投げるときの距離感はセンスの一つであり、投げ方や力の入れ具合は人それぞれ。パットも同じで、自分が持っている感覚を養うことが大切だ。

ラインを見ながら素振りをするのが芹澤流

脳からの指令を指先にしっかり伝える!!

ボールの後方に立って素振りを3回
ラインを読み、カップの反対側に回り込んでラインを再確認。最後にボールの後方に立ち、ラインとボールのコロがりをイメージしながら、素振りを3回行う

曲がるラインは中間地点に立つ
ミドル~ロングパットはもちろん、ショートパットでも中間地点に立ち、ボールの曲がり具合や速度、カップへの入り方をより鮮明にイメージすることが大切。

取材協力/太平洋クラブ御殿場コース、チームセリザワゴルフアカデミー

GOLF TODAY本誌 No.569 82〜83ページより


芹澤信雄もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方

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【シリーズ一覧】
●第1回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第1回(1/2)
●第2回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第1回(2/2)
●第3回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第2回(1/2)
●第4回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第2回(2/2)
●第5回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第3回(1/2)
●第6回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第3回(2/2)
●第7回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第4回
●第8回:芹澤信雄 もう悩まない!絶対入れたい!「パーパット」の決め方|第5回

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