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ゴルフ練習方法|自宅でできるパター上達レッスン【5つのドリル】

2019/02/03 ゴルフトゥデイ 編集部

いくらショットやアプローチがうまくいっても、パターが入らなければスコアにならないのがゴルフ。80台を目指すなら、もったいない“取りこぼし”はNG!250ヤードのドライバーも、1メートルのパットも“同じ1打”と聞くとシビアだけれど、実は自宅でも手軽に練習できて、効果絶大なのがパッティング。そこで、自宅で身近にある小道具を使って簡単確実にスキルアップできるパターの部屋練ドリルを大紹介!オフシーズンは家でみっちり特訓しちゃいましょう。

【解説:重田栄作】
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディとして4勝に貢献した後、2003年プロテスト合格。2007年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟TeamKGAジュニアのコーチを努める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。

自宅でできるパター練習方法1. ティッシュ箱でスクエアインパクトをマスター

パターのインパクト時のフェース向きを確認

まずはパターの出来を最も左右する、インパクト時のフェース向きの確認からスタート。

ティッシュ箱をボール位置において、普段どおりインパクトしてみてください。真っすぐ動けばパターのフェースをスクエアに当てられていますが、右や左に曲がる場合はフェースが開いたり閉じたりして当たっている証拠。

真っすぐ動くときの感覚をしっかりつかみながら、安定して真っすぐ動かせるまで繰り返しましょう。

いつもどおりインパクトして、真っすぐティッシュ箱が動けばパターのフェースがスクエアな状態で当たっている証拠。気持ちハンドファースト気味に打つ意識が◎!

ティッシュ箱が右や左に曲がってしまうのは、インパクトの瞬間にパターのフェースが開いたり閉じたりしているから。自分のクセを目でみて認識できるから上達が早い!

実際にボールを打ってスクエアインパクトを体感してみよう!

《割り箸を使って強制的にスクエアインパクトを作る!》

まずパターのフェースの幅に、割り箸2膳をガムテープなどで固定。ボールが半分出るようにセットして打つだけ!割り箸がストッパーになって、自動的に真っすぐ当てられる。

割り箸の端から半分ボールが出るようにセットしていつもどおりインパクト。インパクト直後にフェースが割り箸に当たってスクエアな状態で止まるため、スクエアインパクトを体感できる。

割り箸を立てて高さを出すのがコツ。ガムテープなどでしっかり固定しよう。

自宅でできるパター練習方法2. コインを使ってレベルブローをマスター

パターのフェースの芯でボールをとらえられるレベルブローを修得

パターのインパクト時のフェース向きが確認できたら、次は平らな軌道で、確実にフェースの芯でボールをとらえられるレベルブローを修得するドリルです。

練習方法はヘッドの前後(雑誌の幅くらい)にコイン3枚と5枚を置き、そのコインを払うように振るだけ!

最初は1枚も動かせないかもしれませんが、払おうと意識することで自然とヘッドを低く引いて低く出せるようになり、理想的なレベル軌道が手に入ります。

ヘッドを低く引いて低く出すことができれば、前後のコインとも払い打てる。最初は軽く音がする程度でも大丈夫!

手先を使って振ると、テークバックでもフォローでもヘッドがすぐに上がってしまうため、コインを払うことができない。

自宅でできるパター練習方法3. 壁スイングでインパクト軌道をマスター

パターヘッドのインパクト軌道を確認

レベルブローで振る感覚を覚えたら、次はパターヘッドのインパクト軌道の確認です。パターが苦手な人のほとんどはカット軌道になっていて、中にはその逆のパターンも。

そこでオススメなのが壁に頭をつけて壁に沿ってパターヘッドを動かす練習。機械的に真っすぐ動くので、確実に正しい動きを体感できます。ボールの前後約30センチはストレートに動かすのが正解!何度も繰り返して正しい動きをつかみましょう。

素振りから始め、慣れたら実際に球を打ってみよう。いつものストロークとの感覚の違いに驚くはず!

右足から左足の間(足幅によるが球の左右30センチくらい)はストレートな軌道で振るのが理想。

頭をつけることで、ストローク中に体が伸び上がったり左右にブレたりする悪い動きも同時に防げる。

「目の下にボールをセット」するパターのセオリーも同時に叶う!

パターのボール位置は「左目の下」というのがよく聞くセオリー。このドリルでは、頭を壁につけてヘッドを壁に沿わせて立つと、ちょうど目の真下あたりに球がくるため、理想のセットアップもチェックできるというオマケつき!

ほとんどのアマチュアはカット軌道

アマチュアの典型的なミスはアウトサイドからインサイドにヘッドが動くカット軌道。ヒッカケがちで、芯にも当てられないため方向性も距離感も合わない。

真っすぐ出そうとしてアウトに振るパターンも!

目標に向けてヘッドを出す意識が強い人は、プッシュアウトのミスに。

自宅でできるパター練習方法4. ペットボトルで“体で打つ”をマスター

ストロークを安定させる“体で打つ”動きを練習

フェース向きと軌道をマスターしたら、最後はパターのストローク全体を安定させるための“体で打つ”動きの練習です。

水を入れた2リットルのペットボトルを用意し、そのボ トルを20センチくらい押すだけでOK。予想以上に負荷があり、手先ではスムーズに動かせないことがわかるはず!

結果、自然と体の大きな筋肉で動かすストロークが手に入り、安定感の向上につながるというわけです。

2リットルのペットボトルは予想以上の抵抗があるため、ちょっとやそっとじゃ押せない。背中の真ん中当たりの大きな筋肉を意識しながら、手首を固めたまま体の動きでグーッと押す感覚をつかもう。

《動きをつかめたら少し重い球を使いテークバックなしで打ってみよう》

大きな筋肉を使う感覚がわかったら、すぐにゴルフボールを打つのではなく、野球ボールなど少し抵抗が大きいボールを使って実践感覚を養うのがコツ。最初はテークバックなしで打ってみるとよりわかりやすい。

《この動きを繰り返そう》

①いつもの球位置にペットボトルを置く
②左足の先くらいまで20センチほど押す
③ 一歩左にズレてボトルに合わせて構え直す
④また押す

これを何回も繰り返そう。反復して行なうことで使われる体の部位を意識しやすくなり正しい動きにグッと近づく。

仕上げは1クラブの狙い打ち!

中2つを抜き、3分の1の場所に。カップより一回り小さいスペースが空き、目標に最適。(右図)

▼体で打てば、この距離は簡単に真っすぐ打てる!

正しいヘッドの向きや軌道、体の 使い方をマスターしたら、1クラブの距離を狙い打ちすることでがっちりフォーム固めをしよう。

ボール4つを使った狙い打ちは、曲がればすぐに球に当たって結果が明白なのが◎! 部屋練1~4の動きを確認しながら「ノーミス10回連続」など目標を決めてトライしよう。

自宅でできるパター練習方法5. スリッパで距離の打ち分けをマスター

3つの振り幅を自分のものにして思いどおりに寄せる!

理想的なストロークを身につけられたら、あとは距離の打ち分けに挑戦です。右足を基準に“3種類のテークバックの幅”を設定し、確実にコントロールできる3つの振り幅を身につけましょう。

実際にどれほど転がるかは当日のグリーンの速さで決まるため微調整は必要ですが、3種類を自由自在に操ることができればとんでもないミスがなくなり、自信を持って狙えるようになります。

テークバックを右足の「内側」「真ん中」「外側」まで引く3つの振り幅を身につけるだけで、10メートル程度までの距離をしっかりコントロールして打ち分けることが可能に。運が良ければカップイン、悪くてもオーケーにつけられればスコアがまとまること請け合いだ。

パターが苦手な人は、必要以上に大きく振って緩むパターンが多い。バックスイングの大きさで打ち分ければ、本番でも狂いが少ない!

ラウンド当日は3種類の振り幅でどのくらい転がるかを歩測で把握!

コースについたら、右足を基準にした3種類の振り幅で、転がった距離を確かめよう。10メートルまでをコントロールできるようになれば、チャンスにつけたホールで確実にバーディやパーを拾えるようになり、80台もグッと近づく!

GOLF TODAY本誌 No.559 66-72ページより

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