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豪華なチャリティマッチで 見せたプロゴルフ界の光|世界No.1選手がセルフで担いだ新しいゴルフ様式

TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS|今月の1枚

2020/06/25 ゴルフサプリ編集部

PGAツアー選手のプレーがライブ中継されるのは3月中旬の「ザ・プレーヤーズ選手権」以来、約2カ月ぶりだった。5月17日にフロリダ州のセミノールGCで開催されたチャリティーマッチ「テーラーメイド・ドライビング・リリーフ」にはローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、リッキー・ファウラー、マシュー・ウルフの4人が出場。メンバーも豪華だったが、そのプレースタイルも新鮮だった。

ダスティン・ジョンソン
1984年6月22日生まれ。193㎝、86㎏。PGAツアーを代表する飛ばし屋であり、パターの名手。PGAツアー通算20勝を誇る。

ローリー・マキロイ
1989年5月4日生まれ。175㎝、73㎏。昨年はPGAツアーの年間王者に輝き、今年2月に5年ぶりの世界ランク1位に返り咲いた。

世界No.1選手がセルフで担いだ新しいゴルフ様式

新型コロナウイルスがなかったら、絶対に見られない光景だっただろう。世界ランク1位のローリー・マキロイをはじめ、4人の一流選手が30度を超える炎天下のもと、軽量のスタンドバッグを担いで18ホールに挑んだ。このチャリティーマッチは新型コロナウイルス感染症対策支援を目的にマキロイとダスティンが米国看護師基金チーム、ファウラーとウルフが米国疾病予防管理センター基金(CDC)チームとして、ベストボール形式で行われた。ラウンドは最少人数で行われてキャディはなし。マキロイがレーザー距離計で残り距離を確認したり、ファウラーが汚れたクラブを手入れする場面もあった。

もう一つ新鮮だったのは選手にはかなりのブランクがあったことだ。マキロイは「ツアーが中断してからしばらくはクラブを握っていなかった」と語り、ダスティンも「1週間前に久しぶりにラウンドした」というように、決してトップコンディションではなかった。試合中に、ウェッジでグリーンを外すホールがあったり、もったいないパットを外して笑い合う場面もあった。

また会場となったセミノールGCはテレビ中継されるのが初めてという超プライベートコース。設計はドナルド・ロスで全米ゴルフコースランキングでは毎年上位にきていたが、多くの人には謎のコースだった。

試合は後半に6ホール連続で引き分けが続くなど盛り上がり、結果はマキロイとダスティン組が11ホールをとって勝利。この試合を通して約6億円のチャリティー基金が集まり、中継を見た人は235万人。これは通常のPGAツアーの試合中継よりも多い視聴者数であり、それだけ多くの人がゴルフ中継を待っていたのだ。今、日本でもセルフ、スルー、カート無しのスタイルがはじまっているが、このイベントは新しいゴルフ様式のシンボルとなった1日かもしれない。

4人はラウンド中もキャディバックを担ぎながら、一定の距離をとって歩いていた。もちろんハイタッチなどもなし。

GOLF TODAY本誌 No.577 10〜11ページより

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