自然な動きが、ゴルフスイングを良くする|ゴルフ新理論「グラビティメソッド」
カラダが喜ぶ、グラビティメソッド 第1回
人が本来備わっているバランスセンサーを生かし、スイング中の重心を整える「グラビティメソッド」。再現性を高め、飛距離も方向性もアップするゴルフ新理論を大本研太郎が解説!
ティーチングプロの大本研太郎です。今回から私が構築した理論、「グラビティメソッド」について紹介します。「グラビティメソッド」には、1.バランス脳の構築、2.イメージ脳の構築、3.スイング(パッティング)脳との連動の3大要素があるのですが、今回は特にバランス脳の構築についてお話します。
まず、我々が意識しなくても、常に脳のバランスセンサーから信号が送られて、人間は均衡を保とうとします。これが、人間に本来備わっているバランス感覚です。
反対に、バランスを崩してしまうと、崩れたバランスを修正しようという動きが働きます。例えば、頭が前に出て、体重がツマ先寄りにかかると、腕は無意識に後ろに引けます。なんとか均衡を保とうと、体が反応して動くのです。これらは皆、脳のバランスセンサーの働きです。
このバランスセンサーを生かし、スイング中のバランスを保つことで、再現性を高め、パフォーマンスを向上するのが「グラビティメソッド」です。