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ゴルフ新理論「グラビティメソッド」|回転運動のアプローチから時間差のあるフルスイングへ

カラダが喜ぶ、グラビティメソッド 第5回

2020/02/26 ゴルフサプリ 編集部

人が本来備わっているバランスセンサーを生かし、スイング中の重心を整える「グラビティメソッド」。再現性を高め、飛距離も方向性もアップするゴルフ新理論を公開!

大本研太郎
(おおもと・けんたろう)
レッシュプロジェクト・マスター級トレーナー資格を所持し、データと理論に基づくレッスンに定評がある。新理論「グラビティメソッド」で、2018年PGAティーチングアワード最優秀賞。「GPC恵比寿」主宰。1974年生まれ。

カウンターが入るとスイングの出力が増す

前回紹介した、20ヤードのアプローチショットから、フルスイングを作るレッスンをさらに詳しく解説しましょう。アプローチでは、体のターンだけでボールを打ち、腕は体の回転に同調するように動きます。しかし、フルスイングでは、体の回転と腕の動きに時間差が生じます。ダウンスイング以降では、体の回転に遅れるように腕が下りてこなければいけません。

シンプルに体をターンさせるアプローチとは異なり、フルスイングでは、体をうねるように使います。具体的には、クラブの遠心力に負けないように、体の重心を移動させながら、力を拮抗させるのです。カウンターバランスとなる力が働くことで、スイングバランスは保たれ、大きなパワーが生まれます。

上半身と下半身の時間差を感じるには、バックスイングで右足、フォローで左足を上げる「足上げスイング」がオススメです。体幹を使ったスイングで、捻転差が感じられます。

回転運動のアプローチから時間差のあるフルスイングへ

「足上げスイング」で、体の時間差を作る

[バックスイング] テークバック始動後に右足を上げる
[フォロースイング] 右足が地面についてからクラブを振る/フォローまで振ったら左足を上げる

「うねり」を伴う3次元の動きで、体からパワーを引き出す!

体の回転を主体に打つアプローチが2次元的な動きなら、フルスイングは3次元的な動きと言える。体幹を意識しながら「うねる」ように動き、上半身と下半身に時間差が生まれることで、ボールを遠くに飛ばすパワーが生まれる。

悪い例(リバース)

バックスイングで、右に体重移動しようとすると、スエーやリバースピボットが起こりやすい。これではパワーは生まれないし、ミスヒットにもなりやすい。フォローで右に体重が残る「明治の大砲」の要因になる。

スイング中の重心の動き

クラブの遠心力と拮抗するように体の重心を動かす

フルスイングではクラブを振ることによって、大きな遠心力が働く。その力を制御し、バランスを取ることでスイングの再現性は高まる。

テークバックでは、クラブの遠心力が右前方に働くため、体の重心を左後方に動かすことでバランスを取る。首の付け根が左の股関節方向に移動するイメージを持つと行いやすい。

切り返し以降、前方に向かうクラブの遠心力に対して、体の重心はカカト方向にかけると力の拮抗が生まれる。

フォロースイングでは、左前方に向かうクラブの遠心力に対して、右後方に体の重心を移動することで、カウンターとなり大きなパワーが出せる。

GOLF TODAY本誌 No.559 76〜77ページより


カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season1―

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【シリーズ一覧】カラダが喜ぶ、グラビティメソッド ―Season1―
第1回 人間にとって『自然な動きが、スイングを良くする』
第2回 アドレスは50:50が正解!
第3回 スイングのイメージは、パッティングから作る
第4回 20ヤードのアプローチをフルスイングにつなげる
第5回 回転運動のアプローチから時間差のあるフルスイングへ
第6回 「振る」でも「返す」でもない腕は「ネジる」が正解
第7回 遠心力を管理すれば、フルショットが安定する

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