「24 VENTUS BLUE」は「VENTUS」史上・最も振りやすく感じるかも!野村タケオが試打レビュー
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。男女ツアーで使用者が多いフジクラのシャフトですが、そのなかでも「VENTUSシリーズ」の人気が高く、特に青色の「VENTUS BLUE」や「VENTUS TR BLUE」の人気が高いようです。その青色系VENTUSに新しく「24 VENTUS BLUE」というモデルが追加されました。今までの青色系VENTUSとどんな違いがあるのでしょうか?さっそくコースに持ち込んで打ってみました!
<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>
今回発売された「24 VENTUS BLUE」は初代の「VENTUS BLUE」の後継モデルということで、「VENTUS TR BLUE」とは並行して販売されるということです。
テクノロジーとしては、今までのVENTUSシリーズに採用されていた”VeloCoreテクノロジー”がアップグレードされました。これは複数の高弾性素材をバイアス層に積層することで、オフセンター時のヘッドの捩れを抑制し、優れたボールコントロール性能を実現するものですが、今回はその高弾性素材を更にアップグレードし、”VeloCore Plus”となり、フィーリング、安定性、スピードの向上に成功。前作に比べ、スイング中やインパクト時の軌道をより安定させ、優れたボールコンタクトを実現しています。
「24 VENTUS BLUE」のコスメは当然ながら青ベースなのですが、その青色がなんとも言えない爽快な色になっています。初代はけっこう濃い目の青だったのでかなり明るくなりましたね。ロゴ等のデザイン的にはほとんど変わっていないように思います。
「24 VENTUS BLUE」を打つ前に、僕が今までのVENTUS BLUEシリーズにどういう印象を持っていたかをお話ししますね。まず初代の「VENTUS BLUE」ですが、これは手元側のしなりに少し違和感を感じて、いまいちタイミングが取りにくかったんですよね。硬いわけでは無いのですが、上手くしならないというか。なので、僕はあまり使いませんでした。
次に「VENTUS TR BLUE」ですが、これは手元側のしなりが感じやすく、僕はずいぶん振りやすく感じました。手元側が少し硬くなっているという話しでしたが、僕は手元の弾性を感じながらも、グーッとしなる感覚があって振りやすかった。
これはあくまでも僕の感想なので、スイングタイプやスイングスピードが違う人は当然全く違う感想を持っているかもしれません。そのあたりがシャフト選びって難しいところなんですけどね。
では「24 VENTUS BLUE」で打った印象はどうだった?
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