マイナンバーカードでゴルフ場受付が迅速化!GDOが日本初の記入レスチェックイン実証実験へ
デジタル庁事業にGDOが選定される
発表会にて河野太郎デジタル相(左)と株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン石坂信也社長(中)
8月8日ゴルフダイジェスト・オンラインが、デジタル庁の「顔認証端末におけるマイナンバーカード活用に係る実証事業」の事業者に選定された。神奈川県茅ヶ崎市で運営するGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスをはじめ全国4カ所のゴルフ場で、マイナンバーカードを用いて“顔パス”によるチェックインなどが行えるという。
公的個人認証サービス(JPKI)を利用した実証実験となり、マイナンバーカード内部に記録された顔情報と端末に映った顔情報を照合して本人確認を行うのは、民間サービス(医療機関を除く)としては日本で初めてとなる。
実証事業に参加を希望するユーザーは対象のゴルフ場に来場する前に、規約に同意した上でデジタル身分証アプリのポケットサイン( https://pocketsign.co.jp/product/app )をスマートフォンにダウンロード。アプリを起動してマイナンバーカードをかざし、利用者登録をする。
利用者登録は対象ゴルフ場でのプレーを予約する前でも後でも可能で、利用者登録は一度行えばよく、対象ゴルフ場の受け付けではパナソニック コネクト株式会社製の専用端末にマイナンバーカードをかざし、顔認証をするだけで迅速にチェックインが完了する。
事前に利用者登録をせずに実証実験に参加することもできるが、その場合は、チェックインの際にマイナンバーカードの利用を伝えた上で、氏名のフリガナなどを記入する必要があるという。
また、ゴルフ場利用税が非課税となる70歳以上などのユーザーは本人が承諾すれば、証明書を別途提示する必要がなくなる。
GDOの予約サービス( https://reserve.golfdigest.co.jp/)を利用して実証実験に参加した人には、プレー代金を割り引くなどの特典を検討しており、詳細については、実証実験を開始する際に改めてお知らせがあるとのこと。
厳格な安全性を前提にして、幅広い場面で“顔パス”が可能になる利便性の高い社会の実現に向けた取り組みの第一歩として注目が集まる。
問い合わせ/株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン Email: pr@gdo.co.jp