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パットが突然入り出す人の共通点。ボール位置は“左目基準”だった

【人気コーチ・大西翔太のパットが驚くほど入るようになるレッスン】

2026/03/02 ゴルフサプリ編集部

女子ツアーNo1のパットの名手で知られる青木瀬令奈の専属コーチをつとめる大西翔太コーチがパット上達のコツをレッスンする新シリーズ。第7回はパットが入るようになるボールの位置のアドバイスをお届けしよう。パットの苦手意識がぬぐえない人、ボールを無造作にセットしているのが原因かも!?

構成/三代 崇 写真/小林 司 協力/千葉カントリークラブ野田コース

ボールの位置を左目の真下に統一すればストローク軌道が安定しやすい!

アドレスを安定させるためにボールの位置を決めておくことが大事

今回はパットのボールの位置について解説していきたいと思います。青木瀬令奈プロのようにパットがよく入る人は、ボールを左目の真下の近くにセットしています。「左目の真下の近く」といったのはプレーヤーによってボールの位置に多少の違いが見られるためで、左目の真下が基準となっているのは確かです。

パットのボールの位置は左目の真下が基準となる。
パットのボールの位置は左目の真下が基準となる。
パットの名手、青木瀬令奈のボールの位置も左目の真下。
パットの名手、青木瀬令奈のボールの位置も左目の真下。

どうして左目の真下を基準にするかというと、パットのストロークはテークバックとフォロースルーが左右対称形となるのが理想であり、ストローク軌道の最下点は眉間の真下。そしてスムーズな順回転をかけるには少しアッパー軌道でヒットするのがベスト。だから眉間の真下よりも少し左=左目の真下というわけです。

ややアッパー軌道にとらえやすい位置にボールをセットするのが合理的。
ややアッパー軌道にとらえやすい位置にボールをセットするのが合理的。

ストロークが安定せず、カップの右や左に外してばかりという人はアドレスごとにボールの位置がズレているケースをよく見ます。

たとえばボールから離れて立つと肩が横回転しやすく、フェースの開閉が強くなってしまいます。反対にボールの近くに立ちすぎてもストレート感覚で振りにくくボールを打ち出す方向が安定しないのです。

ボールから離れすぎたり(左)近くに立ちすぎたり(右)するとカップイン率が低下してしまう。
ボールから離れすぎたり(左)近くに立ちすぎたり(右)するとカップイン率が低下してしまう。

少しくらいボールから離れて立つ、あるいは近くに立つのはいいですが、極端はいけません。カラダとボールの間隔を一定にし、つねに同じ姿勢で構えられるように自分のボールの位置を決めておくことが重要です。

左目からボールを落としてみてベストポジションをしっかり把握しておこう

ボールの位置を知るにはアドレスの姿勢を作り、左目からボールを落としてみましょう。着弾した場所がベストポジションというわけです。

厳密にいえば青木プロの場合、ラインによって少しだけ遠めに立ったり近めに立ったり、左寄りや右寄りに置くという具合に微調整しています。それについては以降の応用編で解説しますが、ストローク軌道の安定を第一に考えたいなら「左目の真下付近」にボールを置くことを心がけましょう。

実際に左目の真下にボールをセットし、アドレスの体勢のままでもう1個のボールを左目から落としてみて、ちゃんと当たるかどうかもチェックしましょう。当たれば「左目の真下付近の許容範囲」ですからOKです。

まったく当たらないのはボールの位置がズレすぎれていることになります。ボールから離れすぎたり近くに立ちすぎるだけでなく、ボールを左や右に置きすぎるのもNGです。

左目からボールを落としてボールの位置をチェックしよう。
左目からボールを落としてボールの位置をチェックしよう。
ボールが着弾した場所がベストポジションとなる。
ボールが着弾した場所がベストポジションとなる。
ボールをセットし、左目からボールを落として2個のボールが当たるかどうかも確かめてみよう。
ボールをセットし、左目からボールを落として2個のボールが当たるかどうかも確かめてみよう。

ボールの位置が左すぎるとインパクトで上体が左に流れてフェースがかぶって当たりやすく、カップの左に外れます。右に置きすぎてはフェースが開いて当たるため、カップの右に外れやすくなります。

出球の方向が最初からズレてカップに全然入らないというときは、ボールの位置も必ず確認しましょう。

ボールを左に置けば置くほどフェースがかぶって左に外しやすい。
ボールを左に置けば置くほどフェースがかぶって左に外しやすい。
ボールを右に置きすぎるとフェースが開いて右に外しやすくなる。
ボールを右に置きすぎるとフェースが開いて右に外しやすくなる。

大西翔太
おおにし・しょうた
1992年6月20日生まれ、千葉県出身。水城高校ゴルフ部を経てティーチングプロの道に進む。日本プロゴルフ協会公認A級の資格を取得。現在はジュニアゴルファーの育成に尽力する一方、青木瀬令奈のコーチ兼キャディをつとめる。メンタルやフィジカルの知識も豊富で、安田祐香のメンタルコーチとしても24年の初優勝、25年の2勝目に貢献。