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重田栄作のゴルフ「100切り」レッスン|ショートゲーム編Part1

《全10回》第7回

2019/06/09 ゴルフサプリ編集部

「100切りまであとちょっと!」「90台もあれば100オーバーも……」そんな、“100の壁”と戦うゴルファーに送る、お助け企画。大叩きに陥りがちな落とし穴を知ったり、ちょっとした工夫をするだけで簡単にスコアが縮められる「お役立ちヒント」が続々登場。ドライバーからパターまで、全10回でお届け!

●第1回ドライバーティショット編1
●第2回ドライバーティショット編2
●第3回セカンドショット編1
●第4回セカンドショット編2
●第5回セカンドショット編3
●第6回パー3ティショット編
●第7回ショートゲーム編1
●第8回ショートゲーム編2
●第9回ショートゲーム編3
●第10回ショートゲーム編4

残り50ヤードから、とんでもないミスをするのが100切りゴルファー。簡単&確実にきっちり乗せる打ち方はコレ!

絶対上げようとしちゃダメ! 左足体重を保って“振り子”打法が◎。

 「100の壁」に苦しむゴルファーは、残り50ヤード、ライのいい絶好のポジションから、とんでもないミスをしてしまうもの。ダフリやトップ、シャンクなどなど、もったいない一打を打ってしまった経験も多いのではないでしょうか!?
 このケースで多いのは、不必要に球を上げようとしたり、感じを出そうとしてミスを招いてしまうこと。コースにでたら無駄な動きはできる限り削ぎ落として、シンプルに振るのが100切りへの近道です。

 ポイントはクラブを少し短く握ってボールに近づいて立ち、左足体重で構えたら、その左足体重を最後までキープすること。パッティングの延長のイメージで、左右対称の振り子スイングを意識すれば、手先を使いすぎることなくスムーズに振れるはずです。

 100切りを目指すということは、全ホールボギーで回って90ですから、ベタピンに寄せる必要はありません。もっとも失敗のない方法で、安全にグリーンに乗せることだけ考えて、力まず一定のリズムで振り抜きましょう。

重田栄作
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、03年にプロテスト合格。07年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。

取材協力・シャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨県)
撮影/相田克己
取材・文/今泉純子