極の逸品|エコー(ECCO)ゴルフシューズ『BIOM COOL PRO』を試履レビュー
編集部がゴルフ場で試履ラウンドを実践
シューズブランドエコー(ECCO)は、1963年、デンマークの靴職人“カール ・ ツースビー”氏によって創設された。その至高とも言える履き心地が評価され、世界90カ国で販売されている。『靴は足の機能に従うべきで、その逆ではない。』という考えを基に一貫した自社生産が続けられており、人本来の足の動きを研究し、より最適な履き心地を追求している老舗ブランドだ。
今回紹介するECCO『BIOM COOL PRO』はスパイクレスゴルフシューズとしては同ブランド内の最上位モデルにあたり、1足3万を超える価格帯。そんな高級なゴルフシューズは一体どんな履き心地なのか!? ゴルフサプリ編集部では、早速『噂』のエコー『バイオム クール プロ』を入手して、実際ゴルフ場でラウンドしてみた。
第一印象「やわらかい!!・履きやすい!!・疲れない!!」
まず履いた感想として、本革のレザーを採用したゴルフシューズとしては過去に例を見ないほど「やわらかい」。
それもそのはず。アッパーに採用された“ヤクレザー”は、エコー自社製レザーで、その中でもプレミアムなレザーを使用しているそう。軽量でありながらも強靭な素材らしいが、それよりも初めて履いた瞬間から足にフィットするような感覚には驚かされる。
通気性抜群、それでいて防水機能も万全
そして冬の汗冷え対策としても『BIOM COOL PRO』の充実した足の蒸れを排出するシステムにも着目したい。
ミッドソールにベンチレーションホールを配置し、靴内の湿気をより効果的に外部に逃してくれる。そして通気性にも優れるといわれるヤクレザー加えて、アッパーに使用されたGORE-TEX SURROUND®が透湿機能と悪天候でも靴内部に水が浸透しない防風・防水機能を完備しているのだ。
スパイクレスゴルフシューズでこれほどの機能がそろっているシューズは前例が少ないとも言える。
スイングパフォーマンスと長時間のラウンドでも快適な履き心地が持続
そしてゴルフシューズに求められる、ゴルフスイング時のパフォーマンスについても触れておきたい。シューズのアッパー素材のみならず、アウトソール部分においても足に沿うような柔軟性があった。歩行時もスウィング時も常に足に沿うような感覚。その理由には、成型方法とアウトソールの形状にあるようだ。
ECCOでは一体成型製法「FLUIDFORM™技術」によりアッパーとソールを合体させている。簡単にいうとポリウレタン素材を発砲させながら金型に流し込むことで、接着剤を使用せずアッパーとアウトソールを一体成型する製法である。この方法によりクッション性があり、足裏のカーブが再現されたフッドベッドができ、足にフィットするそう。
アウトソールはエコー独自のスパイクレスアウトソール「TRI-FI-GRIP™」である。部分により硬度・形状が異なった拘った構造になっている。歩行時の快適性とスイング時のグリップ力を並立していた。
どうりで安定したスイングができるわけだ。
素材・デザインにこだわった独創的な逸品
ただいくら高機能で快適性やパフォーマンスに優れていても、そのデザインがパッとしなければ、購入するに至らないのはみな同じ。この「BIOM COOL PRO」は雰囲気のある本革アッパーに粋なエンボスが施されたデザイン。どんなゴルフウエアコーディネートもまとめる1足。
確かに高額なスパイクレスシューズではあるが、“良い物を末長く愛用する”という思想でギア選びをする方には、是非ともオススメしたい逸品である。
なお、ECCO「BIOM COOL PRO」の詳細が記載された記事はこちらを参照。
ECCO(エコー)|スパイクレスゴルフシューズ「BIOM COOL PRO」発売
【商品のお問い合わせ先】
大沢商会
電話:03-3527-2684
ウェブサイト:https://josawa.co.jp/sports/ecco/
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