カーボンシャフト が大人気? 女子プロ の間で流行っている パター のリシャフト
西村優菜プロ、山下美夢有プロ、有村智恵プロ、吉本ひかるプロなどが実践!
リシャフトというとドライバーやアイアンを想像しがち。しかし、ここ最近の国内女子ツアーでは、パターのリシャフトが流行っている。カーボンシャフトに変える選手が増えているようだ。
硬めのシャフトに変えることで、打点が安定しミート率向上!
パターシャフト『MC PUTTER(エムシー パター)』
国内女子ツアーで、ドライバーの使用率の高さで定評があるフジクラシャフトの新しいパターシャフト『MC PUTTER(エムシー パター)』を使用するプロが増えている。
日米共同開発モデルとしてモデルチェンジした『MC PUTTER(エムシー パター)』は、SMOOTH(スムース)/柔らかめ、FIRM(ファーム)/硬め、X-FIRM(エクストラファーム)/さらに硬めの3種類をラインナップ。4月より発売を開始している。
長年のゴム配合・加工技術により、カーボンとゴムを複合化させることに成功し、インパクトによるシャフトの振動を抑えクリアな打感を実現。さらにフジクラシャフトの特許技術により、最適な重心調整と滑らかな剛性分布設計を可能にし、フィーリングの良さとコントロール性の高さを両立。設計面では、グリップ下の形状を改良したことで、より安定したストロークを可能にしている。
女子ツアーでは、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで優勝した西村優菜プロ、KKT杯バンテリンレディスオープンで優勝した山下美夢有プロ、その他にも有村智恵プロ、吉本ひかるプロが実践でも使用している。
使用しているプロからは、「転がりが良く小さいストロークで打てるからミート率が上がった。転がりが良い分、ロングパットで手を使うクセが出ずミスが減った。振り感が良くなり、転がりも良いので安心してストロークできる」などのコメントが集まっている。
この恩恵はもちろんアマチュアゴルファーも受けられる。パターは購入した時のシャフトのままの方がほとんどだと思うが、自分の好みのストロークができるシャフトはどれなのか?
3種類のオススメするストロークタイプは下記とおり。まずは一度試してみるのもおもしろそうだ。
★SMOOTH(スムース)/柔らかめ
・ストロークテンポが安定しない
・打ち急いでしまう
・パンチが入る、緩むクセがある
★FIRM(ファーム)/硬め
・今よりも打感を軟らかくしたい
・転がりを良くしたい
★X-FIRM(エクストラファーム)/さらに硬め
・打点が安定しない、しっかり打ちたい
・重いヘッド、大きいヘッドを使いたい
・ヘッド、グリップの一体感が欲しい、パターが余計な動きをして欲しくない
写真/Getty Images