「トランプナショナルゴルフクラブ」は誰でも回れるパブリックコース!
ロサンゼルスの中心部から車で30分。少し車を走らせた豪邸が立ち並ぶエリアに「トランプナショナルゴルフクラブ」は存在する。アメリカの不動産王で資産家の元大統領のドナルド・トランプが所有する贅沢すぎるパブリックコースだ。元々は「オーシャントレイルズゴルフコース」という名称だったが、トランプ氏が買取りピートダイに再設計を依頼。世界一高い工事費(約250億ドル)をかけてリニューアルされ、当時はかなり話題になったのだとか。
まずは入り口から。パブリックとは思えない豪華な外観が印象的。日本のパブリックではゴルフバックの移動はセルフというところが多いが、車をつけると普通のゴルフ場同様、スタッフがカートまで運んでくれた。
中に入っても、とにかく豪華! 豪華! さすがドナルド・トランプ! と言いたくなるほど圧巻のラグジュアリーなデザイン。「これ、本当にパブリック!?」と何度も友人に確認(笑)。それくらい豪華なのだ。
というのも、こちらのゴルフ場、米国で最も優れたパブリックゴルフクラブの一つにランクされていて、そのほかにも多くの賞を受賞しているのだとか。納得。
クラブハウス内にあるPRO SHOPのレジにて受付。アメリカは基本、プロショップが受付窓口になっている。予約した名前とティタイムを伝え、プレーフィをお支払い。大体一人300ドル+TAX。日本円にして約5万円。高い! 高すぎる!!(笑)パブリックだよね? とここでも友達に再確認。
プロショップではウェアや小物などのオリジナルアイテムを中心に品揃えが抜群。オンラインサイトでは、ポロシャツかゴルフボールしか買うことができないので、記念にお買い物することに。お土産としても喜ばれるのでオススメ。海外のゴルフ場って、ショップに入るだけでもワクワクする。
初めましての人とラウンド!?
買い物を終えて、スタートの準備も完了! カートを見つけパッティングの練習をしていると、日本語を勉強中だという現地のスタッフが声をかけてくれた。「今日一緒に回る人だよ」と現地の男性ゴルファー2名を紹介され、ご挨拶。
そうそう、アメリカって4名単位で予約しなかった場合、勝手に同伴者が組まれるシステムなのだ。ツーサムやスリーサムを希望する場合、予約の際に申込をし追加フィが必要となる。
しかし、これは英語でのコミュニケーションの勉強もできるし、アメリカのリアルなゴルフスタイルを知れるチャンスだ!
テラスにあるカフェでコーヒーとベーグルをゲット。頼んでから目の前のグリルで卵とベーコンを焼いてその場で作ってくれた。あったかくてボリューミーで美味しい。
ということでやっとラウンドがスタート。ここのコースは、全ホールから海が見えるとにかくオーシャンビューが名物で、これぞカリフォルニアゴルフ! といった感じ。雄大な太平洋を見下ろせるはずなのだが、この日は、霧がすごく、あまり海が綺麗に見えなかった……。「本当はここから見える景色が最高なのだけれど……」「またおいでね!」と、何度も同伴者のお二人に言われてしまう羽目に(笑)
残念ながら後から知ったのだがこのエリアは、午前中は霧が多いのが一般的だとか。しかもプレーフィも高いらしい! 午後スタートだと少し安くなり、サンセットが見える時間もオススメだというので、次回は午後スタートにしよう。
パブリックにも関わらず、前後も全く詰まらず終始スムーズにプレーができた。グリーンや芝も細部までメンテナンスが整っており、最高の一言。
ちなみに、ご一緒したおふたりは、69歳と78歳の仲良しコンビ。もう40年以上ゴルフライフを楽しんでいて、このゴルフ場には週に2回、月曜日と木曜日にプレーするのがお決まりだという。ゴルフが大好きな69歳のジム氏は、「昨年、ついにセントアンドリュースに行ったんだ」と自慢げに話してくれた。来年の秋には、初めて日本へ訪れ太平洋クラブのコースをいくつか回るのだそう。日本で会おうね! と言ってくれたのも、一緒に回り年代関係なく仲良くなれるゴルフの魅力のおかげ。
好きなティから回るべし
スタート前に、どこのティから回る? と聞かれたので「レディスティです」と答えると、「I FEEL LIKE A LADY!!(今日は女性の気分だ)」と言って、一緒にレディスティから回ることに。
自分のその日の体調やその時期のパフォーマンスによって、ティーイングエリアを決めて良い。日本でもそうなっているはずなのだが、後ろから回るほうがかっこいいと思いがちのせいか、日本で男性と回って、そんなことを笑顔で言うゴルファーに会ったことがない。
これも、アメリカと日本のゴルフスタイルの違いだろう。このくらい、気張らずに、カジュアルにゴルフを楽しんでいる姿、素敵だなと思った。それと同時に、もっと日本も、気軽にゴルフを始めて楽しんでほしいと願うばかり。
えっ、ラウンドを途中でやめる!?
そして一番驚いたことが、カートについているタブレットの中に「途中でやめる」ボタンがあったこと。
海外のゴルフ場はスループレーが基本スタイルでお昼休憩はなく、途中の茶店などでサンドイッチやスナックなどを購入して食べながらプレーすることが多いのだが、これにはびっくり。
確かに、途中で辞めたくなる日もあるけど、18ホール回り切るのがゴルファーたるものと思っていた私は、「途中でやめる」をゴルフ場がOKとするなんて、と衝撃を受けた。
以前、ゴルフをしない友人にゴルフをオススメした際、「他のスポーツと違って、ゴルフだけは途中で帰ることがNGでしょ? 急に仕事が入ったときに切り上げられないから行けないよ」と言われたことがある。
このシステムが日本に取り入れられれば、忙しいあの友人もゴルフが始められるのか! これには賛否ありそうだが、日本にも様々なゴルフスタイルがあってもいいのかな、と改めて思った。
ところで私のゴルフの内容はというと、ドライバーを曲げてしまうともう終わり、と言わんばかりのコースの罠にハマりまくって、グリーンのうねうねにも悪戦苦闘。ボールを4つロストしたが、スコアは99とギリギリ100切りだった(笑)。
エンジョイゴルファーの私は、ずーっと楽しかったのでよしとしよう!
こちらの写真は、名物とも言われている18番ホール、バックティのティーイングエリア。パー4なのに500ヤード越えだというからびっくり。私も見に行ってみようと長い階段を上がると(写真左)、左は海、目の前はブッシュ、右と後ろは前のコース……「え! どこに向かって打てばいいの!?」(写真右)、フェアウェイが全く見えないのだ。でも、あまりの綺麗さに、記念写真をパチリと撮影。
「せっかくだからあそこから打っておいで!」と言うお言葉に甘え、一緒に回った友人はここから挑戦。緊張しつつもナイスショットでフェアウェイをキープ。日本では味わえないビューとワクワク感が楽しめ、忘れられない思い出となった。
ゴルフ場内にあるハイキングコース
とにかく年中気候も景色も最高で、ゴルフするにはもってこい! なロサンゼルス。中には、近所の方がランチだけしにきたり、犬の散歩をしていたり、ランニングをしていたり、とかなり自由。ゴルフ場って、本当にいるだけで気分が上がる最高の場所。日本のゴルフ場もプレーしない人へ開放するようになったら嬉しいなと改めて、日本とのゴルフ場の在り方の違いを感じた一日だった。
この日のウェアは、adidas golfとMALBON GOLFのコラボアイテムのワンピースとキャップを着用。もちろんシューズも、コラボのスタンスミス。
大人上品なギンガムチェック柄が可愛く、ウエストが絞れるうえに細見えデザイン。襟付きなのも嬉しい。(オンラインサイトで購入可能)







