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え、こんなに豪華でパブリック!?  トランプ元大統領のゴルフ場で現地の人とラウンドしてきた!【海外ゴルフレポ】

ゴルフトゥデイ編集部員・ゆきりんが行く!! ゴルフ情報|第77回

2024/09/01 ゴルフサプリ編集部

海外ゴルフ場,アメリカゴルフ

ということでやっとラウンドがスタート。ここのコースは、全ホールから海が見えるとにかくオーシャンビューが名物で、これぞカリフォルニアゴルフ! といった感じ。雄大な太平洋を見下ろせるはずなのだが、この日は、霧がすごく、あまり海が綺麗に見えなかった……。「本当はここから見える景色が最高なのだけれど……」「またおいでね!」と、何度も同伴者のお二人に言われてしまう羽目に(笑)

残念ながら後から知ったのだがこのエリアは、午前中は霧が多いのが一般的だとか。しかもプレーフィも高いらしい! 午後スタートだと少し安くなり、サンセットが見える時間もオススメだというので、次回は午後スタートにしよう。

海外ゴルフ場,アメリカゴルフ

パブリックにも関わらず、前後も全く詰まらず終始スムーズにプレーができた。グリーンや芝も細部までメンテナンスが整っており、最高の一言。

ちなみに、ご一緒したおふたりは、69歳と78歳の仲良しコンビ。もう40年以上ゴルフライフを楽しんでいて、このゴルフ場には週に2回、月曜日と木曜日にプレーするのがお決まりだという。ゴルフが大好きな69歳のジム氏は、「昨年、ついにセントアンドリュースに行ったんだ」と自慢げに話してくれた。来年の秋には、初めて日本へ訪れ太平洋クラブのコースをいくつか回るのだそう。日本で会おうね! と言ってくれたのも、一緒に回り年代関係なく仲良くなれるゴルフの魅力のおかげ。

好きなティから回るべし

スタート前に、どこのティから回る? と聞かれたので「レディスティ」ですと答えると、「I FEEL LIKE A LADY!!(今日は女性の気分だ)」と言って、一緒にレディスティから回ることに。

自分のその日の体調やその時期のパフォーマンスによって、ティーイングエリアを決めて良い。日本でもそうなっているはずなのだが、後ろから回るほうがかっこいいと思いがちのせいか、日本で男性と回って、そんなことを笑顔で言うゴルファーに会ったことがない。

これも、アメリカと日本のゴルフスタイルの違いだろう。このくらい、気張らずに、カジュアルにゴルフを楽しんでいる姿、素敵だなと思った。それと同時に、もっと日本も、気軽にゴルフを始めて楽しんでほしいと願うばかり。

えっ、ラウンドを途中でやめる!?

そして一番驚いたことが、カートについているタブレットの中に「途中でやめる」ボタンがあったこと。

海外のゴルフ場はスループレーが基本スタイルでお昼休憩はなく、途中の茶店などでサンドイッチやスナックなどを購入して食べながらプレーすることが多いのだが、これにはびっくり。

確かに、途中で辞めたくなる日もあるけど、18ホール回り切るのがゴルファーたるものと思っていた私は、「途中でやめる」をゴルフ場がOKとするなんて、と衝撃を受けた。

以前、ゴルフをしない友人にゴルフをオススメした際、「他のスポーツと違って、ゴルフだけは途中で帰ることがNGでしょ? 急に仕事が入ったときに切り上げられないから行けないよ」と言われたことがある。

このシステムが日本に取り入れられれば、忙しいあの友人もゴルフが始められるのか! これには賛否ありそうだが、日本にも様々なゴルフスタイルがあってもいいのかな、と改めて思った。

海外ゴルフ場,アメリカゴルフ
ところどころに星条旗があるのを発見!

ところで私のゴルフの内容はというと、ドライバーを曲げてしまうともう終わり、と言わんばかりのコースの罠にハマりまくって、グリーンのうねうねにも悪戦苦闘。ボールを4つロストしたが、スコアは99とギリギリ100切りだった(笑)。

エンジョイゴルファーの私は、ずーっと楽しかったのでよしとしよう!

  • 海外ゴルフ場,アメリカゴルフ
  • 海外ゴルフ場,アメリカゴルフ,ティイングエリア

こちらの写真は、名物とも言われている18番ホール、バックティのティーイングエリア。パー4なのに500ヤード越えだというからびっくり。私も見に行ってみようと長い階段を上がると(写真左)、左は海、目の前はブッシュ、右と後ろは前のコース……「え! どこに向かって打てばいいの!?」(写真右)、フェアウェイが全く見えないのだ。でも、あまりの綺麗さに、記念写真をパチリと撮影。

「せっかくだからあそこから打っておいで!」と言うお言葉に甘え、一緒に回った友人はここから挑戦。緊張しつつもナイスショットでフェアウェイをキープ。日本では味わえないビューとワクワク感が楽しめ、忘れられない思い出となった。

海外ゴルフ場,アメリカゴルフ

ゴルフ場内にあるハイキングコース

とにかく年中気候も景色も最高で、ゴルフするにはもってこい! なロサンゼルス。中には、近所の方がランチだけしにきたり、犬の散歩をしていたり、ランニングをしていたり、とかなり自由。ゴルフ場って、本当にいるだけで気分が上がる最高の場所。日本のゴルフ場もプレーしない人へ開放するようになったら嬉しいなと改めて、日本とのゴルフ場の在り方の違いを感じた一日だった。

ゴルフ女子,ゴルフウェア

この日のウェアは、adidas golfとMALBON GOLFのコラボアイテムのワンピースとキャップを着用。もちろんシューズも、コラボのスタンスミス。

大人上品なギンガムチェック柄が可愛く、ウエストが絞れるうえに細見えデザイン。襟付きなのも嬉しい。(オンラインサイトで購入可能)

海外ゴルフ場,アメリカゴルフ

豪華すぎるこのトランプナショナルゴルフクラブでプレーしたいという人は、公式HPから予約可能。簡単な英語が理解できる方なら、問題なく予約できるはず。HISなどの旅行代理店を利用すると、送迎付きプランやチェックインのお手伝いもあるそうなので、不安な方は、旅行代理店を利用してみてね。

【Trump National Golf Club Los Angeles】
Adress: One Trump National Drive, Rancho Palos Verdes, CA 90275
TEL: (310) 265-5000
HP: https://www.trumpnationallosangeles.com/

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