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HONMAの新作「T//WORLDアイアン」は打ちやすくてちょうどいい飛びとスピンだった!【アマチュア100人試打】

HONMA T//WORLDアイアンを最速!先行試打会で性能評価【PR】

2024/11/10 ゴルフサプリ編集部

とにかく美しい!見え方と抜けのよさにこだわった「T//WORLDアイアン」

出球の方向や高さをイメージしながら打っていくアイアンは、顔を見ただけでどんな球筋になるかイメージできるものが理想です。日本の軟鉄鍛造アイアンが海外で評価される理由は打感だけではありません。アイアンはどこかをひと削りしただけで顔の見え方やソールの抜けが変わります。それを熟知した匠がマスターモデルを作っていることがHONMAの強み。「T//WORLDアイアン」でとくに美しいと感じるのはリーディングエッジの直線からトゥの丸みにつながる輪郭です。これは3モデルに共通で、ヒールの高さ、グース度合い、トップブレードの厚さをフローさせることで性格の違いを出しています。ゴルファーが100人いても、3モデルのうち必ずどれかを気に入るはずです。

HONMA T//WORLD IRON
「3モデルのフェース高に大きな差がなく、並べて構えた時の見た目に違和感がなくてどれもキレイなHONMA顔。でも、打ち出しやスピンには個性がきちんと出ているのがすごい」

見るからにやさしい「T//WORLD Px」はスライスもストレートに変わる

T//WORLD Px

「T//WORLD Px」はボックス型の顔でグースのあるポケットキャビティです。サイズは他の2モデルとさほど変わらないのにヒールが高いのでやさしく見えます。方向と飛距離をできるだけクラブ任せにしようという設計意図が伝わってきます。左右に意図的に曲げるのが難しいほど直進性が高く、格好いいけどできるだけやさしいアイアンを使いたい人にはぴったり。
打感は当たった瞬間に一度ボールが潰れてから強烈に弾く感じ。グシャッとピシッがミックスした音。7番でロフト30度にしては飛びます。同じ30度の「T//WORLD Vx」よりも10ヤード飛びました。切り返してからインパクトまでが速い純正カーボンシャフトの影響も大きいと思います。ヘッドの位置が分かりやすく操作性もあるのでオススメです。ノーマルスイングで振ったときの弾道はゆるいドロー。ちょっと右に出てから戻ってセンターに着弾します。スライサーが使ってもストレートに近い球が打てると思います。

ロフトはニューノーマルの7番30度、飛びと打ちやすさが好バランスの「T//WORLD Vx」

T//WORLD Vx

「T//WORLD Vx」はヒールの高さ、グースの度合い、トップブレードの厚みともに「T//WORLD Px」と「T//WORLD TOUR V」のちょうど中間。ロフトは「T//WORLD Px」と同じ30度なので、「T//WORLD Px」の飛距離と「T//WORLD TOUR V」の操作性を兼ね備えたアイアンであることがわかります。フェースとボディはS20C軟鉄の一体鍛造なので打感は「T//WORLD TOUR V」にかなり近く、やわらかさの中にボールの重みをしっかりと感じることができます。ロフトが少し立っているせいか弾き感は強めですが、球持ちがいいので操作性もかなりあります。ノーマルスイングで振ったときの球筋はストレートから軽いドロー。コースで打てばほとんどストレートボールに見えるでしょう。バックスピン量は7番として十分。飛距離は「T//WORLD TOUR V」よりも10ヤード飛んで、「T//WORLD Px」よりは10ヤードダウンしました。「T//WORLD Vx」と「T//WORLD Px」あるいは「T//WORLD Vx」と「T//WORLD TOUR V」の番手かぶりのコンボも面白いかもしれません。

ドロー・フェードはもちろんタテ距離もコントロールできる「T//WORLD TOUR V」

T//WORLD TOUR V

「T//WORLD TOUR V」は「T//WORLD Vx」よりもさらにヒールが低く、トゥが高く見えるティアドロップ型(三角形?)。ネックもほぼストレートなので、フェースの開閉をイメージしやすい顔です。また、リーディングエッジをカットしたC型のソールの形状はヘッドを上からスティープに入れたときに刺さりにくく、スティープにもスイープにも打てます。入射角によって球の高さやスピン量を増減させて、タテ距離をコントロールすることも容易です。
S20C単一素材の鍛造で、キャビティ部分も浅いため、打感はマッスルバックのような厚みがあり、上からしっかりとボールを潰しながら打ちたい人には最高です。ノーマルスイングで打ったときの弾道はほぼストレートに近い微ドロー。フェースを返しやすいのでさらにドロー回転を増やしたりフェードを打ったりするのもかんたんです。ロフトがあるので高打ち出し・高スピンの止まる球でグリーンを狙っていけます。

「T//WORLDアイアン」は手に取って、構えて、打ちたくなるアイアン。結果も期待できるゾ!

T//WORLDアイアン

自分で使うアイアンを選ぶときにバックフェースのデザインをすごく気にします。ぼくがこう言うと皆さん「デザインは性能に関係ないでしょ」と驚きますが、人間が使う道具である以上、フィーリングはとても大事な要素であり、とくにアイアンでは見た目のカッコよさや打感なんかも性能の一部だと考えています。これまで、性能をやさしくしたらデザインまでそれなりになってしまったアイアンを数多く見てきましたが、「T//WORLDアイアン」は前作よりもやさしくなって、なおかつデザインがカッコよくなりました。そこにHONMAの職人のこだわりを感じるし、こだわりがあるからこそ性能もよくなっているはずです。「T//WORLDアイアン」こそ手に取って構えたくなり、構えたら打ちたくなって、打ったら納得できるアイアンだと思います。

T//WORLDアイアン