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中古シャフトにご用心!? もしかしたら”何度もリシャフト”されているかもよ?

石井良介のゴルフ・すべらない話:第64回

2025/02/19 ゴルフサプリ編集部

今回のテーマは、中古。最新モデルはもちろん優れているけど、過去作にも名器と呼ばれるクラブはたくさんある。でも、そうした中古クラブは経年劣化や使用量によっては、安全に使えるものなのか? そんなちょっと古めの中古クラブや中古シャフトについて、石井良介が解説する。

ゴルフクラブの賞味期限は? 何年前までなら使える?

中古ドライバーは10年前のモデルでも使えます。問題はクラブに何を求めるか? 例えば今平周吾プロはヤマハのRMX116という2016年に出たドライバーを使っています。金谷拓実プロもピンのG410プラスを替えていません。古いドライバーだからといって飛ばないわけじゃないんです。

確かに飛距離を機械で計測したら最新モデルの方が数ヤード飛ぶでしょう。でも、コントロールや振りやすさ、操作しやすいなど、ユーザーが優先したいものが備わっていれば古くても関係ありません。手に馴染んでいれば、その方が優位なくらいです。

プロだってわざわざ10年前のドライバーを使おうとは思っていません。メーカー契約があればなおさらで、ニューモデルは絶対に試しています。でも、緊張する場面とかプレッシャーがかかった時に信頼できるか? みたいになった時に、使っているモデルを上回るクラブがないんだと思います。

ですから大前提として「古いドライバーだからダメ!」はありません。ただ、アマチュアの方を見ていると、古いと言っても10年以上前のドライバーを使っている人は多くありません。だとすればポイントは予算。1~2年前のモデルはまだ高いので3~4世代前あたりのモデルが狙い目になるでしょう。

昔のシャフトと今のヘッド、相性は良いの?

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