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ボーケイ・デザイン「SM11」をコースで試打! より良くなった打感と強烈なスピン量に進化を感じる!

野村タケオのゴルフ実験室

2026/02/25 ゴルフサプリ編集部

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。タイトリストから2年ぶりとなる新作ウェッジ「ボーケイ・デザイン SM11」が発売されます。SM10ユーザーの僕はフィッティングに行って、芝の上やバンカーから色々テストして、すぐに発注していたんです。それが先日届いたのですぐにコースに持ち込んで使ってきました!これがなかなか良かったのでレポートさせてもらいます。

〈取材・文・写真提供 野村タケオ〉

変わってないように見える? いやいや”しっかり変わって(進化)”してますよ

今回の「SM11」、見た目はあまり前作と変わらないのですが、中身は色々と進化しております。まず重心位置のさらなる適正化。ロフトごとに考えられた適正な重心位置の実現によりインパクト時の挙動が安定し、安定した打ち出し角と一貫した弾道、飛距離を実現しています。また同じロフトであればグラインド形状に関わらず同じ重心位置となっているので、スイングタイプにより自分に合ったロフトとグラインドを選びやすくなっています。

そして溝ももちろん進化しています。ショットタイプに応じた3種類の溝形状を採用。さらに溝体積を5%拡大し、あらゆるライ、あらゆる状況から最適なスピン量を引き出します。また熱処理を施すことで耐久性を約2倍に高め、フレッシュな状態の溝が長く続くようになっています。

バックフェースを見てみると、デザインは基本的に前作に似たものとなっています。ボーケイらしいと言えばそうなのですが、個人的にはもう少し変わっていても良かったかなと。バックフェースにはモデル名「SM11」というのがどこにも入らず、モデル名はネック部分に刻印されています。

ヘッドの仕上げは「ツアークロム」「ニッケル」「ジェットブラック」の3種類が用意されていますが、僕は光の反射を抑えられて、少し柔らかいイメージの出る「ニッケル」を選択しました。

僕がフィッティングで選んだのはロフト48度、52度、57度(56度を1度寝かせたもの)の3本。飛距離のピッチを計測して、このラインナップになりました。ソール形状は48度と52度はフルショットでも使いやすい「Fグラインド」。そして57度はフェースを開いたり閉じたりということがやりやすい「Mグラインド」ということになりました。

シャフトは48度は基本的にアイアンからの流れでフルショットが多くなるので、アイアンと同じ「AMT Black G2」のS。そして52度と57度はアイアンシャフトよりも少し重めの「モーダス115」のSとしました。

まず48度を使ってみましたが、構えてみると意外とヘッドは小ぶり。自分のアイアンはタイトリストのT250なのですが、それよりも小ぶりになります。ニッケル仕上げが余計に小ぶりに見せるということもありますが。

打ってみると、かなり打感はしっかりと厚みを感じるもの。アイアンの48度よりも、厚い当たりをしているように感じます。弾道も高過ぎず中弾道くらいで飛んでいき、グリーンではかなりのスピンがかかり、少し戻るくらいでした。フェースへの食いつきをかなり感じましたね。アイアンのセットになっている48度よりもこちらの方がスピン性能が高く、距離のコントロールもしやすく感じました。

次に52度ですが、構えてみるとこれも少し小ぶりでいい顔をしています。目標に対しても構えやすい。

打ってみると、これもフルショットではかなりのスピン性能で、ビタッと止まってくれます。またグリーン周りからの少しランを出すようなアプローチでも使いやすい。シャフトを少し重めにしているので、重さを活かして安定したストロークもしやすいです。

そして57度ですが、こちらも基本的な顔は同じような感じですが、少しふところがあるような感じがします。

打ってみると、30~40ヤードくらいの中途半端な距離のアプローチでもフェースにしっかりとボールが乗る感覚があります。弾道は低めで、しっかりとスピンがかかって止まってくれます。ラインもとても出しやすい。僕が選んだ「Mグラインド」はヒール側のバウンスが落としてあるので、開きやすくスピンコントロールがしやすいし、高い球も楽に打てます。やはりフィッティングで選んだグラインドは使いやすいですね。

今回「ボーケイ・デザイン SM11」をコースでしっかり使ってみましたが、一番感じたのは打感の良さとスピン量。どのロフトでもスピン量がかなり多くて、ピタッと止まってくれました。グリーン周りからの寄せでは最初は予想以上にスピンがかかるので距離感が合いませんでした。しかし、しっかりと突っ込んでいいということがわかってからは、かなりピンに寄るように。初めてのラウンドながら、何度か寄せワンをゲットしました。そして振り心地の良さというのも感じましたね。おそらく重心位置がいいので、バランスがとてもいいのだと思います。

ラウンドで使ってみて、改めてさすがにツアーでの使用率No.1ウェッジだな~ということを感じました。見た目的にはあまり変化がなくても、やっぱりしっかり進化しているんですね~。

公式サイトでは自分のプレースタイルに合うグラインドを選べるオンラインの「ウェッジセレクターツール」が用意されているので、そこで最適なグラインドを選んでみてはいかがでしょうか。

ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。