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久常涼に見えてきた「マスターズ」への道 出場資格のなかったシグネチャーイベントでポイント稼ぐ
アメリカPGAツアーのシグニチャーイベント「ジェネシス招待」で久常涼は45位だった。「ファーマーズ・インシュランス・オープン」から続いていたトップ10は途切れたものの、世界ランキングは昨年末の3ケタから現在は65位に。いよいよ「マスターズ」への道が具体的なものとして見えてきた。(写真/Getty Images)
世界ランキングが昨年末の127位→65位へと急上昇!
2026年シーズンの久常は「大躍進」の言葉がぴったりです。
開幕戦の「ソニー・オープン」こそ予選落ちで2戦目の「ジ・アメリカンエクスプレス」は44位だったものの、3戦目の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」から快進撃が始まります。
優勝したジャスティン・ローズと最終日最終組で回るとPGAツアーでのキャリアハイとなる2位に。
「WMフェニックス・オープン」は10位。「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」も8位で3戦連続のトップ10入りです。
「ジェネシス招待」は、昨シーズンも一度しかなかった6週連続出場の疲れもあったのか45位でしたが、直近2試合は昨シーズンのポイントランキング上位50人などしか出られない「シグニチャーイベント」でしたから、立派な成績が続いています。
これは世界ランキングにもしっかり反映されています。
昨年末は127位で年明けに135位まで下がったのが連続トップ10で88位→78位→65位と上昇してこれまでの自己最高だった72位を更新。
45位の「ジェネシス招待」では0.91702ポイントの加算にとどまったものの、ランキング65位をキープしました。
見えてきた、世界ランキング50位以内での「マスターズ」出場
こうなると、現実的なものとして見えてくるのが「直近の世界ランキング50位以内」の資格による「マスターズ」出場です。
このためのポイント獲得の対象となるのはあと5試合。
世界ランキングは過去2年の試合で稼いだポイントを出場試合数または52の多い方で割った平均値で決まります。
久常は現在のトータルポイント88.8530のうち約半分の43.01725ポイントを2026年になってから獲得しており、この勢いならさらに上昇する可能性は十分です。
次のシグニチャーイベント「アーノルド・パーマー招待」も出場が確実でポイントを稼ぐチャンス!
前述のように「シグニチャーイベント」は昨シーズンのポイントランキング上位50位以内などしか出られない“エリート大会”です。
昨シーズンのポイントランキング84位は当初は出場資格がなかったのが、開幕からのポイントによる「スイング5」というカテゴリーで出られることになり、「ペブルビーチ」と「ジェネシス」の2試合で9.11749ポイントを稼ぐことができました。
26日開幕の「コグニザント・クラシック」は出場を見送り 、その翌週はまた「シグニチャーイベント」のアーノルド・パーマー招待」となります。
こちらも今シーズン開幕からの獲得ポイント上位10人の「ネクスト10」のカテゴリーで出場できることが確実となっています。
世界ランキング100位以下で迎えたシーズン当初は「シグニチャーイベント」には出られない見込みだったので、この期間の獲得ポイントは「ゼロ」になることもあり得ました。
それがこれまでの2試合でポイントを稼げたのは大きなことです。
ポイントはメジャーと同じ! 「プレーヤーズ選手権」でも稼ぎたい
「エリートフィールドでしっかり上位で戦えるように頑張っていきたい」と話した「シグニチャーイベント」とその翌週の「プレーヤーズ選手権」は獲得ポイントが通常の大会より高くなるので、この2週間で一気に稼いで、「マスターズ」に近づきたいところです。
2年前のオーガスタでは78-78で予選落ち 成長した姿を示したい
「マスターズ」に初出場した2024年は78-78で予選落ちでした。
この年は開幕から10試合でトップ10はなく、予選落ちが2回の成績でオーガスタへ。
この時とは明らかに成長したことを示すためにも出場を叶えたいものです。
(文/森伊知郎)