身長178cmとPGAツアーの中では小柄なザンダーだが、ドライビングディスタンスは上位に位置する。2020東京五輪・最終日のドライバーの平均飛距離は304ヤード。
テークバックはドライバー同様、ゆったりとしたテンポ。
コックを使わず上体の捻転のみでバックスイング。
この辺りから左手首は手の平側に、右手首は甲側にほんの少し折れてレイドオフ気味になる。
ここまで頭は一切動かず。ひとつ前の写真と比較すると、左ヒザが踏み込まれて、下半身から切り返していることがわかる。
両足の踏ん張りから、下方に強い圧力がかかっているのがわかる。体幹の強さによって体の開きが抑えられ、アドレス時の前傾も保たれたままクラブが下りてくる。
体と手元の距離感が保たれ、タメを感じさせるハーフウェイダウン。
体全体の力を使って加速されたダウンスイングを一気に解放。見事なビハインド・ザ・ボールのインパクト。
頭は下方を向き、胸はターゲット方向を向いたミート率の高さと力強い回転力を感じさせる理想的なフォロースイング。
きれいに振り抜かれたフォロースイング。
コントロールされた打球を想起させる安定感のあるフィニッシュ。