大きな振りはメリット少なめ? 右手主体の「ホーガン流サイドスロー」で目指す自然なコンパクトスイング
ベン・ホーガンを先生に!森プロが解説する『アイアンが際立つ!強い自分流の作り方』【第6回】
2024/10/02 ゴルフトゥデイ 編集部
(左)シャフトを立てるイメージで振り上げるニック・プライス。クラブが軽く感じられ、スムーズに動かしやすい。右ヒジは絞り込まず、叩けるトップをイメージして折りたたんでいく。(中)軽いヒールアップで左ヒザを前方に出し、切り返しで踏み込む体勢を整える。ヒザは左右ではなく、前後に動かすイメージでボディターンを促している。(右)左足の踏み込みと同時に、右ヒジをタックインしてシャフトを寝かし、理想的なスイングプレーンに乗せる。ヘッド軌道は、右手で叩くイメージで最短ルートを描くようになる。
インパクト直後に右腕が伸び切るプライス。このリリースから逆算して、シンプルに叩ける反復性の高いスイングを完成させた。
(左)プライスはクローズドスタンスと合わせて右足を開く。バックスイングでのターンを促し、ダウンでの右ヒザの動きすぎも抑えられる。(右)切り返しの左足の踏み込みで左へのターンを促しつつ、右手で叩いていく。右ヒザが左に突っ込まないことで、右手とクラブの通り道ができている。
右ヒザは前方に出し、左ヒジは後方に引くことでボディターンを抑えつつ、右手とクラブを十分に振り抜くプライス。余計な動きがない。