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ゴルフQ&A|ウェッジのアプローチで距離感を掴める練習方法は?【ボギー馬場プロ】

2019/06/24 ゴルフサプリ編集部

アマチュアゴルファーのお悩みにティーチングプロがお答えする「ゴルフQ&A」のコーナー。今回は、ウェッジのアプローチで距離感が掴めない悩みと練習方法について、ティーチングプロのボギー馬場プロにアドバイスしてもらいました。ウェッジのアプローチ上達にお悩みのゴルファーは、是非ご参考ください。

ウェッジのアプローチで距離感が掴めません。どんな練習をしたら良いでしょう?

相談者 男性 / 22歳 / ゴルフ歴10年 / スコア91
使用ウェッジ フォーティーン C-030 T.S. ウェッジ [ダイナミックゴールド]

このウェッジを選んだ理由
現在は「C-030 T.S. ウェッジ ダイナミックゴールド」を使用しています。購入した頃、フックさせたりスライスさせたり“曲げ球”の練習をしていたため、操作性に優れているこのウェッジを購入しました。

以前使用していたウェッジよりも少し値段が高いですが、父親とゴルフショップの店員さんと3人で相談して購入に至りました。

ウェッジのアプローチショットで距離感が合いません。

ウェッジでアプローチショットを打つ時に距離感が合わず、オーバーしてしまうことが多いです。ピンに対してどの辺りに落とせばよいか分からず、アプローチミスが増えスコアを落としてしまいます。

フックとスライスの練習をし始めたことをきっかけに、距離感を掴めなくなってしまったように思います。現在はフックとスライスの練習は止めていますが、なかなか以前の距離感が戻りません。

また、アプローチを打つ時にオーバーしたくないと強く思い過ぎ、ダフってしまうことも多いです。そんな悪循環にイライラし、結果としてプレイ全体に影響が出ています。

ウェッジのグリップの握り方
ウェッジのグリップの握り方は、一番オーソドックスなオーバーラッピングです。ゴルフをし始めた時からオーバーラッピングで打っています。

インターロッキングを試したこともあったのですが、オーバーラッピングに慣れてしまったこともあり、オーバーラッピングで握っています。

ウェッジのアドレスの構え方
足幅は肩幅よりも狭くしてアドレスしています。ゴルフをやっている父親のアドバイスを参考に、ボール位置は両足の真ん中よりもやや後ろに置くようにしています。

フックとスライスの練習をして距離感が合わなくなってしまった頃、一度ボール位置を両足の真ん中に置くようにしたのですが、上手くいかなったため戻しました。

ウェッジの打ち方(スイング)
クラブのスイング軌道の中にボールがあることを心がけています。当てにいくような打ち方をせずに、肩の力を抜いてリラックスした状態で自然に打ち出すようにしています。

現在のウェッジの練習方法
ウェッジの距離感を掴むために、ゴルフ練習場で「30ヤード」「50ヤード」「70ヤード」の3つの看板に向かって、各10球ずつ狙って打つ練習をしています。

ゴルフを始めた頃に、父親から「距離が違うヤード看板をそれぞれ狙って打ち、距離感を掴む練習をしたらいいのでは」とアドバイスをもらい、以来10年間この練習を行っています。

ティーチングプロへの相談
ウェッジの距離感が摘めず、オーバーしてしまいます。オーバーしたくないと思い力んでしまうと、今度はダフってしまい、流れが悪くなりスコアにも影響しています。

調子が良くてもリズムを崩す引き金になってしまうので、改善できるようにしたいです。アドバイスをよろしくお願いします。

今回のお悩みにはボギー馬場プロが即断回答!!

ボギー馬場(ぼぎーばば)
1965年9月生まれ。青山学院大学を卒業。大学卒業後、一般企業へ就職。その後、笑いが絶えないゴルフティーチングプロを目指し、ゴルフ専門学校へ入学。JGRAのライセンスを取得し、現在はゴルフアスリートインドアクリニック幡ヶ谷店にてレッスンを行っている。明るい性格を活かし、「楽しく真剣なレッスン」を提供中。

ボギー馬場プロのアドバイス「5ヤードずつ距離を変えながら、一球一球を丁寧に打つ練習をしましょう」

ウェッジの距離感を掴むために『異なる距離のヤード看板を狙って打つ』練習をされているとのことですが、これはとても良い練習方法です。しかし、ゴルフ中級者以上の方であれば、より本番を意識した練習をおすすめします。

5ヤード刻みで、一球勝負のつもりで打つ

ゴルフ初心者の方なら20ヤード間隔での練習でも良いのですが、中級者以上の方なら5ヤード刻みで距離を打ち分ける練習をしましょう。20ヤード間隔でしか打ち分けられないようだと、なかなか上達しません。

また、本番を想定して、毎回一球勝負のつもりで練習することが大切です。打つ前にスイングのイメージトレーニングを数回行い、各距離をしっかり合わせられるようにしましょう。

具体的な練習メニューとしては、苦手な距離を5ヤード刻みで打ちながら往復します。ご質問の方であれば、30〜70ヤードを「30、35、…65、70」「70、65、…35、30」といった具合です。

このような形で、各距離をしっかり合わせながら10往復分を打てば、十分な練習となります。なんとなく打つのではなく、全て一球勝負のつもりで、本番と同じルーティンで神経を集中させながら練習をしましょう。

室内練習場であれば、シミュレーターで5ヤードずつ設定距離を変えながら練習しよう。

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