ヤマハゴルフ「RMX(リミックス)アイアン」シリーズ【2019年9月新発売】
2019年9月6日(金)、ついに発売となるヤマハの「RMX(リミックス)アイアン シリーズ」。
ドライバーは飛距離性能を徹底追及したモデルに大きく生まれ変わったが、アイアンに関しては、従来通り、求められるニーズに合わせた3つのモデルをラインアップした。
性能追求し、軟鉄鍛造からクロムモリブデン鋼一体鋳造へ
一番、大きな変化を遂げたのは「RMX 120」アイアン。従来は軟鉄鍛造モデルだったが、2020年モデルからは、クロムモリブデン鋼の一体鋳造になるという。その結果、フェースの薄肉化が可能となり、反発力がアップ。飛距離性能が高まった。
また、加工性に優れた素材を採用したことで、セミキャビティ形状からポケットキャビティ構造にシフトして、低重心化を図り、より高い弾道が打ちやすくなった。加えて、慣性モーメントも大きくなり、やさしく、まっすぐ攻められる。
樹脂とアルミ、二層のキャビティバッチにより、マイルドな打感も実現させている。
シャフトは「オリジナルスチール N.S.PRO RMX95」と「N.S.PRO MODUS3 TOUR120」をラインアップ。価格はどちらも6本セット(#5~P)10万8000円+税
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さらなる進化を遂げた全身マレージングアイアン
フェース近傍のソール最薄部の肉厚をRMX218に比べて31%薄い1.2ミリに設定。打点周辺部は-9%とした。その結果、打点周辺部の反発性能が大幅に向上し、飛距離アップを可能にしている。
また、実際の打点と重心を近づけて、初速もアップ。高い打ち出し角で、キャリーを伸ばす。トゥ側に重量を配分し、横慣性モーメントをアップ。ミスヒットにも強く、今までより1番手上の飛びで、グリーンを狙っていける。
やさしく、果敢に攻められるアイアンに仕上がった。
シャフトは「オリジナルカーボン TMX-520i」と「オリジナルスチール N.S.PRO RMX95」をラインアップ。価格は5本セット(#6~P)で、カーボンが10万5000円+税、スチールが9万円+税。
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賞金王・今平周吾が認めたピンを狙える軟鉄鍛造モデルは限定1500セット
プロにとってのアイアンのやさしさは、球を曲げられる=フェードやドローの打ち分けが楽にできること。そんなニーズに応えた軟鉄鍛造モデルが「RMX020」。
プロが打感にこだわるのは、フェースとボールのコンタクトの状態をより正確にフィードバックするため。「焼きなまし」製法という作り方で、軟鉄鍛造のヘッドを12%柔らかくし、プロが求める打感へと近づけた。
また、まっすぐにグリーンを狙えるよう、トゥ側に重量配分して、横慣性モーメントをアップ。打点のブレに強く、スコアメイクに直結する直進安定性もかなえている。
こちらのシャフトはダイナミックゴールド ツアーイシューで、価格は6本セット(#5~P)13万8000円+税
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プロと共同開発した新設計ソール搭載RMX TOURMODELウェッジ
さまざまなライから、スピンを効かせて思ったところに止めたい。ウェッジに求められる性能はシンプルだ。グリーン周りの攻防で差がつくウェッジとして、プロと共同で開発したのが「RMX TOURMODELウェッジ」。
さまざまなライに合わせて、フェースの開き方を変えても、均一にバンスが使える新設計。だから、イメージ通りに寄せられる。
スピン性能を高めるために、逆テーパー形状を採用。フェース面の機械加工によるミーリングとの相乗効果で「安定して攻めていけるスピン」を実現する。
アイアンシャフトに合わせて、豊富なシャフトラインアップを用意した。
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【問い合わせ先】
ヤマハゴルフ
フリーダイヤル:0120-808-562
ウェブサイト:https://golf.yamaha.com/products/rmx_ut_20.html
取材・文 下山江美
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