【売れ筋NOW】UTでも『G425』が圧勝！ドライバーより強かった

『売れ筋NOW』では、最新の店頭売り上げデータを分析し、“今、最も旬なゴルフギア”を紹介していきます！

GOLF TODAY本誌 No.584 114ページより

今、ホントに売れているゴルフギアはコレ！ UTでも『G425』が圧勝！ドライバーより強かった

11月のユーティリティ売り上げ

11月のユーティリティ部門のランキングをみると、9月に発売された『G425』が2位以下を大きく引き離してトップをキープし続けている。ちなみに、ドライバー部門でも前月に続いて『G425マックス』がトップで、ゴルフクラブ市場における秋商戦の主役は『G425』で揺るぎないものとなっている。

実はピンのユーティリティに関しては、2モデル前の『G400』あたりからドライバー、フェアウェイウッドに比べてユーティリティの売上げシェアが高い傾向にあったが、『G425』においてもその流れは引き継がれている。同じ1位であっても、売上げシェアはドライバーよりユーティリティの方が高い。実は『ゼクシオ』に関しても同様の傾向があり、以前からドライバーよりユーティリティの方がシェア率が高く、最新モデルの『ゼクシオイレブン』でもメンズモデルが2位で、4位には『ゼクシオレディス』。女性モデルの4位は大健闘と言えるだろう。

基本的にはドライバー、フェアウェイウッドのランキングに近いユーティリティだが、その中でもユーティリティに強いブランドが最上位にきているようだ。

11月のメーカー別シェアランキング

1位のメーカーに聞いてみました！新作の特徴は？

『G425』は、最大のたわみと初速を生み出す新テクノロジーを搭載し、飛距離と高い弾道を生みます。さらに形状はすっきりし、ターゲットに向けて構えやすく、ピンを狙いやすいとご好評いただいております。

今後の展望は？

1月中には大手メーカーの新モデルが発表か!?

秋商戦の主役はピン『G425』でしたが、年が明けるとテーラーメイド、キャロウェイから新ブランドが発表されることが予想されます。例年通りのスケジュールであれば1月に発表されて、2月に発売。21年の春商戦はその2メーカーの新モデルが『G425』の対抗馬になりそうです。

㈱矢野経済研究所 スポーツ事業部 部長
三石茂樹
入社以来、スポーツ部門を担当し、ゴルフ市場を約15年も分析してきたゴルフ界では有名なアナリスト。

このランキングデータは、㈱矢野経済研究所の全国有力スポーツ用品取扱店の販売実績データ「YPSゴルフデータ」（マークダウン品等を除く）による、2020年11月1〜30日の数量ベースによるランキングです。