メジャー連覇がかかる松山英樹が目澤秀憲コーチと最終調整

日本人男子初のメジャーチャンピオン誕生から約１カ月。今週は今年のメジャー第2戦となる全米プロゴルフ選手権が開催される。メジャー連覇がかかる松山英樹の開幕前の様子をお届けする。

松山はモリカワ、デシャンボーと同組に！

マスターズの時と同様、練習ラウンドには早藤将太キャディだけでなく目澤秀憲コーチが同行していた。ラウンド前後のパッティンググリーンでは、シャフトにパター解析機をつけてデータをチェック。現状のストローク状況の確認も行いながら、2人で念入りに最終調整を行っていた。

全米プロゴルフ選手権の予選ラウンドでは、メジャーチャンピオンが同組になるのが恒例。マスターズチャンピオンの松山は、前年大会を制したコリン・モリカワ、昨年の「全米オープン」覇者であるブライソン・デシャンボーと同じ組になった。初日は20日午前8時44分（日本時間同日午後9時44分）に10番からティーオフする。

オリンピック出場権を争う星野陸也と金谷拓実が出場

日本人選手では、先週の国内ツアー「アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ」で勝利し、賞金ランキングトップに躍り出た星野陸也、そして賞金ランキングで2位の金谷拓実が出場。現在、世界ランキングで星野は69位、金谷は77位につけており、ほぼ確定している松山に加えて与えられる2人目のオリンピック出場権も争っている。

また、将来的に海外ツアーへの参戦を希望している2人にとっては、メジャーで上位に入り世界ランキングを少しでも上げたいところ。松山に続く将来のメジャーチャンピオンとしての期待もかかる星野、金谷の活躍に日本のゴルフファンたちの注目が集まることだろう。

写真／Getty Images