『SM8』が不動の1位!『オノフレディ』にも注目

『売れ筋NOW』では、最新の店頭売り上げデータを分析し、“今、最も旬なゴルフギア”を紹介していきます!

GOLF TODAY本誌 No.589より

タイトリスト「SM8」、人気の秘密は豊富な“バウンスバリエーション”にあり

4月のウェッジ売り上げBEST15

ウェッジにおいてはタイトリスト、クリーブランド、キャロウェイ、テーラーメイド、ピンなどの、いわゆる『外ブラ』が席巻しているという人気の構図に大きな変化は生じていない。今回もタイトリストの『ボーケイSM8』が不動の位をキープしている。PGAツアーにおける圧倒的な使用率が、消費者への信頼につながっているのだろう。

そのようなウェッジ市場において左のランキングには入っていないが、位に『オノフレディ』が入っていた。元々、レディス専用の単品ウェッジという市場は国内に存在しておらず、そのほとんどはクラブセットに付属したウェッジだった。しかし『オノフレディ』の2021年モデルはセットでの販売を番アイアンからPWまでの本販売とし、単品ウェッジはオプション販売の別売ウェッジのほか、独特の形状が特徴のお助け系『フロッグスリープ2』でもレディスモデルをラインナップ。このあたりの「きめ細やかな販売スタイル」が女性ゴルファーの支持を取り付けているようである。

若い世代や女性の新規参入者が増えているゴルフ界では、女性目線の新モデルにも注目が集まっている。

4月のメーカー別シェアランキング

1位のメーカーに聞いてみました！人気の秘密は？

『SM8』は世界中のツアープロ、多くのゴルファーよりい評価をいただいています。信頼を得ているポイントとして、進化したプログレッシブCGにより適正なインパクトをえやすくなった点、の安定、豊富なロフトとバウンスのバリエーションの組み合わせで扱いやすさが向上したことだと思います。

解説

㈱矢野経済研究所 スポーツ事業部 部長
三石茂樹
入社以来、スポーツ部門を担当し、ゴルフ市場を約15年も分析してきたゴルフ界では有名なアナリスト。

このランキングデータは、(株)矢野経済研究所の全国有力スポーツ用品取扱店の販売実績データ「YPSゴルフデータ」(マークダウン品等を除く)による、2021年4月1〜30日の数量ベースによるランキングです。