今、注目の重量帯! イチ推しスチール シャフト |トゥルーテンパー プロジェクトX IO(アイオー)
今月のイチ推しギア

数多くのゴルフギアの中から、アナタのゴルフを進化させてくれるスグレモノや要注目の新製品を紹介します。今月のイチ推しは……トゥルーテンパー プロジェクトX IO(アイオー)だ!
GOLFTODAY本誌592号/152〜153ページ
すべてのゴルファーに最適弾道を!

軽量化と同時に弾道を最適化!
ドライバーシャフトの軽量化に合わせて、120g以上のアイアンシャフトから軽量シャフトにリシャフトを考えている人にちょうどいい重さは110g前後です。プロジェクトX IOはこの時にバッチリのシャフトです。105gの5・5は球のつかまりがよく、打ち出しも高くなる。アベレージゴルファーにオススメのしなり方です。6・0、6・5と徐々に重くなって、同時に球のつかまりも少しずつ控えめになり、弾道も少しずつ低くなります。人それぞれにマッチした、ちょうどいい弾道がリシャフトと同時に手に入る。気分もスコアも上がるシャフトです。

品名のIO(アイ・オー)はIndividually(個別に)Optimaized(最適化された)という意味。フレックスごとに重量とキックポイントを変化させた設計。5.5(S)は105g・先中調子、6.0(S+)は110g・中調子、6.5(X)は115g・中元調子で、すべてのゴルファーが最適弾道を得られる設計となっている。
プロジェクトX IOアイアン用シャフト
SPEC
●フレックス(重量)/5.5(105)、6.0(110)、6.5(115) キックポイント/5.5=先中、6.0=中、6.5=中元
●チップ径/9a㎜
●バット径/15.25㎜
●価格/オープン
注目のポイント!

フレックスごとに重量とキックポイントを変え、打ち出し角とスピン量を調整。プレーヤー個人に最適な弾道を選べる設計。試打でも「5.5が最も高弾道、6.0、6.5の順に徐々に弾道は低くなり、球のつかまりも5.5が最もつかまり、6.0、6.5の順で控えめになります」との評価だった。
シャフトの動きがマイルドになって振りやすさがUP!!

「弾きの強さでボール初速が上がるのがプロジェクトXの特徴ですが『ピンピン』し過ぎる感じもありましたが、IOは動きがマイルドになって、タイミングが取りやすくなってます」と評価。実は練習無しの本番一発目で、カップに50㎝のベタピン。その後もナイスショットを連発していた。
3種同時に試打可能なら5.5から

「5.5が誰でも使える重量としなりです。まずは5.5を試して、つかまり過ぎるとか、上がり過ぎるとか、軽すぎると感じるなら、徐々に重くしていくといいでしょう」

関 浩太郎
(せき・こうたろう)
1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。帰国後はゴルフスタジオ「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、様々なゴルフメディアでも活躍している。
協力/サザンヤードCC(茨城県)