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ドライバー並みの慣性モーメントでミスヒットを根絶するアイアン|ヤマハ RMX VD40アイアン

2021/11/17 杉原 あゆみ

ドライバー並みの慣性モーメントでミスヒットを根絶するアイアン|ヤマハ RMX VD40アイアン

数多くのゴルフギアの中から、アナタのゴルフを進化させてくれるスグレモノや要注目の新製品を紹介します。今月のイチ推しは……キャロウェイゴルフ ゴルフボールだ!

GOLFTODAY本誌594号/168〜169ページ

数年後にはこれがアイアンのスタンダードになる!

ヘッドの大型化で慣性モーメントを高め、飛距離と方向安定性を高めることのメリットは、最新ドライバーが証明しています。ごく一部のゴルファーを除き、みなさん460㎤のドライバーを使っているはずです。

20数年前300㎤ドライバーが出現した時は、プロや上級者を中心に「構えにくい」「気持ち悪い」という声が聞かれましたが、今ではそんな事を言う人はいません。

ヘッドの大きさによる違和感は慣れで解消されるもので、道具としての機能性が優れていれば、必ず受け入れられ主流になるという事です。

先日発売された、ヤマハ「RMX VD40」アイアンは、4000g・㎠というドライバー並みの慣性モーメントとのことですから、今は変わった形に見えますが機能が優れていれば、数年後には当たり前になると思います。そうなるかどうか、機能性を試してみました。(関 浩太郎)

ドライバー並みの慣性モーメントでミスヒットを根絶するアイアン

慣性モーメント4000g・㎠でミスヒットをナイスショットに変える!

キャビティ部分を徹底的に拡大しながら、トウとヒールに重量を振り分けた革新的構造で、ドライバー並みの慣性モーメントを達成。ミスヒットによる飛距離と方向性のブレを排除して、グリーンオン率を高める、型破りな新世代アイアン。

SPEC
●素材/AM355P ●7番ロフト/30度 ●シャフト/①N.S.PRO950GH neo(S)、②N.S.PRO850GH neo(R)、③Diamana YRi(R、SR) ●価格(5本セット:6~9I、P)/①②12万1000円、③12万6500円

写真左)アドレス時のヘッド形状は、アイアンそのもの。サイズこそ大きいが、むしろ安心感が得られる。

写真中央)ヒール側ギリギリまでキャビティ部を拡大。慣性モーメントの拡大を徹底的に追求した設計。

写真右)ネックの裏側とトゥ側の両端に重量を振り分けることで4000g・㎠の大慣性モーメントを達成。

RMX VD40アイアンの実力を試打で検証
RMX VD40を3人のテスターが試打。各人5球ずつの打球を計測し、 直径30ヤードのグリーンに対する5球の結果をシミュレーション。

どこに当たってもミスにならない!

どこに当たってもミスにならない!

とにかくスイートエリアの広さを感じます。結構打点がばらついていた感触ですが「薄い当たり」にならず、しっかりと飛距離が出ていました。平均飛距離が伸びる感じです(のみ助)。

球がつかまって飛距離も安定

球がつかまって飛距離も安定

ヘッドが大きいのでフェースが開いて当たりやすいかと思っていましたが、右にプシュアウトは1球だけ。あとはナチュラルにドローしていました。飛距離が安定していました(ライダーK)。

慣性モーメントの数字通りの安定感

とにかく前後左右のブレがないということを実感しました。ナイスショット連発だったので1球だけ少しヘッドスピードが上がってしまったようです。すごい安定感です(関)。

7番アイアンでグリーンを外さない!グリーンオン率 93.3%

グリーンの直径を 30ヤードとすれば、グリーンを外したのは1球だけ!

3人のテスターが5球ずつショットしたので、合計15球のデータを計測した。その結果、グリーンの直径が30ヤードと想定した場合、グリーンを外したショットは1球だけ。14‌/15だから、グリーンオン率は93・3%。関プロを除いた、編集部員2人でも9/10で90%になる。

「編集部員2人が打っているところを見ていましたが、通常であれば明らかに“当たりが薄い”と思えるショットがいくつかありました。ところが、すべて普通の弾道になっていました。160ヤードを超えるショットでのグリーンオン率が90%というのは驚異的です。間違いなくスコアアップに直結するアイアンと言えます」と関プロも驚きの結果だった。

「ヘッドが大きいので、ラフからの“抜け”が心配に思えますが、ユーティリティと同等か、むしろ小さいくらいですから、トーナメントのラフでなければ問題ないでしょう。スコアアップを目指しているゴルファーは、ぜひ一度試打してほしいアイアンです」(関)。

[テスター紹介]

関 浩太郎
(せき・こうたろう)
1974年生まれ、茨城県出身。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。帰国後はゴルフスタジオ「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰。多くのアマチュアゴルファーのサポートを行い、様々なゴルフメディアでも活躍している。

のみ助
小誌編集部員。
パターでスコアを稼ぐシニアゴルファー。50肩でアイアンが不調だったが、最近復調しつつある。

ゴルフライダーK
小誌編集部員。
ゴルフ歴18年、平均スコア98
不安定なドライバーショットを、なんとかアイアンでカバーするタイプ。セットの中てアイアンが最も得意。

協力/サザンヤードCC(茨城県)

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