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OBって何打罰?ペナルティーの罰打数が早わかり!コンペ参加前に最低限知っておきたいルール

ペナルティーの罰打ぐらいはしっかり覚えておきましょう

2023/03/24 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

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いよいよコンペのシーズンの到来です。コンペで大事なのは、実はゴルフの腕前より、マナーとルールを守れているかどうかです。「競技者失格」といわれないように、少なくともペナルティーの罰打ぐらいは覚えておきましょう。

OBは「1打罰」で元の場所から打ち直しが基本

仲間内でのゴルフなら、多少ルールを知らなくても「勉強しろよ!」で済みますが、あまり親しくない人もいるコンペともなると、「競技者失格」の烙印を押されることも。そんなことにならないように、最低限のルールは覚えておきましょう。

特に間違えてはいけないのが、ペナルティーの数え方。ここではよく起こりがちなペナルティーについて、何打プラスすればいいのかを解説したいと思います。

まずは一覧表で確認しよう

状況罰打数その後の行動備考
OBゾーンに入った1元のところから打ち直し・1打目がOBならば3打目、2打目なら4打目というように、1打足して打ち直せば良い
・ローカルルールとして、「プレーイング4」がある場合、特設ティーから4打目として打つ
池ポチャ
(レッドペナルティーエリア)
1(1)球を打った場所から打ち直す(ティーショットならティーアップ可)
(2)赤杭を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上にドロップして打つ
(3)赤杭を最後に横切った地点から2クラブレングス以内でボールに近づかない地点でドロップして打つ
池の中に入ったとしても、打てる状態なら打っても良い。その場合は無罰。
池ポチャ
(イエローペナルティーエリア)
1(1)球を打った場所から打ち直す(ティーショットならティーアップ可)
(2)黄杭を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上にドロップして打つ
打ったボールが見つからない1 or 2(1)元の位置に戻り「1打罰」で打ち直し
(2)紛失したと思われるあたりで「2打罰」で打つ
ティーショットで打った球が見つからない場合、元に戻っての打ち直しの球は3打目になります。
ティーマーカーより前でボールを打ってしまった2通称でべそ
打つ前にバンカー内の砂にクラブが触れた2
マークを怠りボールを拾い上げた1
空振りなし「打つ意思があった場合の空振り」は、空振りそのものが1打
ティーショットでチョロなし無罰でティーアップできるが、2打目になる

では、それぞれ詳しく説明していきましょう。

OBゾーンに入ってしまった

基本的には、「1打罰」です。そして、元のところから打ち直します。1打目がOBならば3打目、2打目なら4打目というように、1打足して打ち直せばいいのです。

ゴルフ場にはローカルルールとして、「プレーイング4(前進4打)」の特設ティーが設置されていて、「OBの場合は特設ティーからプレーしてください」と明記されている場合があります。その場合は、その特設ティーから4打目を打ちましょう。

もうひとつ、これもローカルルールで、OBラインを横切った地点の近くにボールをドロップして、「2打罰」でプレーが続けられるところもあります。ティーショットがOBの場合は、そこから打つ球は4打目になります。

意外と重いロストボールのペナルティー

池,赤杭

池ポチャしてしまった

池ポチャしたら、まずはその池がレッドペナルティーエリア(赤杭)か、イエローペナルティーエリア(黄杭)かを確認しましょう。

赤杭の場合は、選択肢は3つあり、いずれも「1打罰」での打ち直しとなります。
(1)球を打った場所から打ち直す(ティーショットならティーアップ可)
(2)赤杭を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上にドロップして打つ
(3)赤杭を最後に横切った地点から2クラブレングス以内でボールに近づかない地点でドロップして打つ

黄杭の場合、(1)と(2)は赤杭と同様ですが、(3)の選択肢は使えません。
池でなくても赤杭、黄杭に関しては、上記の救済処置が適用されます。

なお、池の中(赤杭・黄杭に囲まれた場所)に入ったとしても、打てる状態なら打ってもかまいません。その場合は無罰です。池の場合、打つ前に水面にクラブが触れてもOKです。

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打ったボールが見つからない

いわゆるロストボール(紛失球)というもので、この場合は2つの選択肢があります。
1つは、元の位置に戻って「1打罰」で打ち直す。ティーショットで打った球が見つからない場合、元に戻っての打ち直しの球は3打目になります。

ただ、これだと時間がかかるので、ほとんどのゴルファーは紛失したと思われるあたりで「2打罰」で打ちます。「2打罰」なので、ティーショットがロストした場合は4打目での再開となります。ロスト=不運というイメージがあるのですが、ペナルティーはOBと同じ。
アマチュアゴルファーの中には「1打罰」で再開している人もいるので気をつけてください。

ちなみに、ボールが探せるのは3分まで。「2打罰」はかなり痛いですが、3分経ったら諦めましょう。

そのほか、アマチュアゴルファーがよくやるペナルティーをまとめてみました

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