案外知らずにパターのライン上を平気で歩く人がいるんですって!それ、マナー違反ですよ!
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ラウンドしていると、グリーン上で同伴者のラインを気にせずに踏んでいるゴルファーをたまに見かけます。ラインを踏まないようにするのは、ゴルフのマナーのひとつです。どのようにすれば同伴者のラインを踏まないようにできるかを、説明していきます。
パターのライン上を歩くのはマナー違反!なぜ嫌がられるのか?
ゴルフにはルールの他に、いろいろなマナーがあります。グリーン上のマナーのひとつに、同伴者のラインを踏まないというのがありますが、同伴者のラインをあまり気にせず踏んでいるゴルファーをたまに見かけます。みなさんは、踏まないように配慮していますか?
ソフトスパイクでグリーン上を歩いていると、ときにスパイク跡がついているのを見かけませんか?同伴者のパターのラインを踏んでしまうと、ぱっと見はわからない時もありますが、ライン上にどうしても凹凸ができてしまいます。
ゴルフのパッティングは繊細なので、目立たない凹凸でもボールの転がりに影響が出る可能性があります。
気付かずにラインを踏んでしまった後に同伴者がパターをし、ラインを踏んでしまったあたりでちょうど方向が変わってカップインしなかったら、同伴者は1打損することになります。こんなことが起きると、その後のラウンドの雰囲気も悪くなりますよね。
そんな状況を避けるためにも、同伴者のラインを踏まないことがマナーとなっています。ラインとはボールからカップの間のことですが、スルーラインといって、カップから先のラインにも一定の配慮をする必要があることも覚えておきましょう。
もし、ラインを気付かずに踏んでしまったら、同伴者に「ライン踏んでいるよ」と言われる前に、まずは謝りましょう!先に謝れば、ほとんどの人は「大丈夫」と言ってくれるはずです。
また、グリーン上での踏まないつながりでもう1つ。
カップの周囲30センチくらいも踏まないようにしたほうがいいです。
カップイン直前のスピードが弱まった時、ボールの転がりに影響が出やすいからです。たまに、カップイン直前に予想外の方向に切れたりすることがありますが、イラっとしますよね。
ですので、カップイン後にボールを取る時も、カップの周囲30センチくらいは踏まないように注意しましょう!
故意なら2打罰ですよ!
ラインを気付かずに踏んでしまったなら、謝れば大丈夫です。しかし、何回も繰り返していると故意と思われるかもしれません。
普通のラウンドであれば、同伴者から「マナーを知らない人だ」と思われるだけですが、競技ゴルフで故意に踏んでいると判断された場合、2打罰になります。
ゴルフ規則8.3に、「他のプレーヤーの止まっている球、または行うことになるストロークに影響を及ぼす物理的状態を変えるプレーヤーの故意の行動」があります。
別のプレーヤーのボールがそのプレーヤーの次のストロークやそれ以降のストロークでボールが行く、または止まる可能性がある場所の物理的状態を故意に変えてはいけない。
と書かれています。
他人のラインを故意に踏んで、ライン上に窪みや起伏を作ったと判断されれば、2打罰が課されます。
1回踏んだくらいであれば、同伴競技者もたまたまかと思ってくれますが、何回も繰り返すと故意と取られ、2打罰だと主張してくるかもしれません。
そもそも故意かどうかの判断自体が難しいので、余計な議論を避けるためにも、ラインを踏まないようにしたほうがいいのです。
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