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傾斜からのショットの基本はこの4つ!傾斜の種類によって出やすい弾道、具体的な打ち方は?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2023/10/11 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

ゴルフ場

ゴルフ場と練習場の違いのひとつに、傾斜があります。ゴルフ場はフェアウェイでも平らなところはなく、傾斜ばかりです。基本的な傾斜からの打ち方を知らないと、それだけでミスショットの可能性が上がり、スコアをロスすることになりますよ。

ゴルフ場は傾斜だらけ!傾斜の分類は?

「練習所では上手く打てたのに、ラウンド中は全然ボールに当たらない…」ということを経験したことはありませんか?

ゴルフ場には平らなところはほとんどなく、程度の差はありますが、フェアウェイでも傾斜ばかりです。練習場のマットは平らなので、いつも通りのリズムでスイングをすればイメージ通りのショットを打つことができます。一方で、傾斜からのショットはそれに応じた打ち方を覚えないと上手く打つことができません。ミスショットをする可能性が高まってしまうので、スコアにも悪影響が出ます。

傾斜からの打ち方を説明する前に、まずは傾斜の4つの種類を覚えましょう。それらがわかると、YouTube等で傾斜からの打ち方動画を簡単に検索することができますし、ゴルフ友達やレッスンプロにも、傾斜からの打ち方について聞きやすくなります。

ゴルフにおいて傾斜は「左足」「つま先」を基準に、4つに分類されています。

(1) 左足上がり(2)左足下がり(3)つま先上がり(4)つま先下がり

当然ながら傾斜はこれら4種類だけでなく、左足上がりでつま先上がり、といった複合的な傾斜からショットを打つことになるのがほとんどです。その場合、傾斜の勾配が大きい方の影響が大きくなりますので、まずは傾斜の4種類の打ち方を理解しましょう。

傾斜ごとに出やすい弾道は?

ゴルフ場

4つの傾斜の種類を覚えたら、次は傾斜ごとに出やすい弾道を確認します。

(1) 左足上がり

傾斜に合わせてクラブヘッドをセットすると、クラブフェースが上を向きやすく、打ち出し角が高くなり、飛距離が落ちやすくなります。また、下半身が止まりやすい傾斜のため、ドロー系のボールが出やすくなります。

(2)左足下がり

傾斜に合わせてクラブヘッドをセットすると、クラブフェースが立ちやすく、打ち出し角が低くなります。ゴルフボールのある位置よりも右側の地面が高くなっているので、いつも以上にダフリやすくなります。

(3)つま先上がり

クラブを地面にセットすると目標よりも左を向きやすいため、フック系のボールが出やすくなります。7番アイアンと9番アイアンを比較すると、ロフトがある9番アイアンのほうが左に飛ぶ度合いが強くなります。

(4)つま先下がり

クラブを地面にセットすると目標よりも右を向きやすいため、スライス系のボールが出やすくなります。一方で、いつもよりボールが低い位置にあるので、スタンス幅を広げて腰を落としてアドレスする場合には、下半身が止まると、左に飛ぶこともあります。

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