傾斜からのショットの基本はこの4つ！傾斜の種類によって出やすい弾道、具体的な打ち方は？

4つの傾斜からどのように打つ？

4つの傾斜から出やすい弾道をふまえたうえで、どのように打つかを説明さします。

今回説明するのはあくまで一般論です。傾斜からの打ち方はいろいろな方法がありますので、ラウンドでいろいろ試して自分に合う方法を見つけてください。

まず、傾斜からのショットに共通する注意点は下記の3点です。

●傾斜地で実際に素振りをして、スイングの最下点を確認する。
●なるべくヒザの高さを変えない意識を持ってショットする。
●フルスイングせずに、大きめのクラブでコンパクトにショットする。

傾斜地で実際に素振りをして、スタンス、ボールとの距離感を確認します。クラブヘッドが芝をこすった地点とボールの位置がズレているとそもそもボールに当たりません。また、傾斜ではバランスを崩しやすいので、ヒザの高さを変えない意識を持って、フルショットではなくコンパクトなショットを心がけましょう。

傾斜地からのショットは打つ前の素振りで感じをつかんでおこう！

傾斜地のショットには大きく分けて左足下がり、左足上がり、ツマ先上がり、ツマ先下がりの4種類がある。「共通しているのはシ...

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（1）左足上がり

・4つの傾斜の中では、いつも通りのスイングが最もしやすいライ。
・ボールが左に飛びやすいので、ターゲットよりやや右を向いてアドレス。
・打ち出し角が高くなり、飛距離が落ちやすいので、いつもよりクラブの番手を上げることも検討しよう。

（2）左足下がり

・ダフリやすい傾斜なので、ボールをいつもより少し右に置く。
・ボールが右に飛びやすいので、ターゲットよりやや左を向いてアドレス。
・傾斜に沿って、コンパクトなスイングをする。

（3）つま先上がり

・ボールとの距離が近くなるので、クラブを短く握る。
・ボールが右に飛びやすいので、ターゲットよりやや右を向いてアドレス。
・ボールの位置はいつもよりも少し右に置く。
・体が起き上がりやすいので、コンパクトなスイングをする。

（4）つま先下がり

・スタンス幅を広げて腰を落とし、両膝を曲げてアドレス。
・ボールが右に飛びやすいので、ターゲットよりやや左を向いてアドレスする。
・下半身を動かさずに打つなら、ボールが左に飛びやすくなるのでターゲットを狙ってもOK。
・飛距離を稼ぐよりは、ミート重視でコンパクトなスイングをする。

ゴルフ場は傾斜ばかりですので基本的な傾斜からの打ち方をいろいろ試し、自分にとってミスショットになりづらい打ち方を探しましょう。傾斜からのミスショットが減ってくると、それだけでスコアが良くなってきますよ。

それでは、これからも引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

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