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「オノフ ドライバー AKA 2024」の“弾道補正能力”がスゴイ!! スライサーもフッカーも真っすぐ飛ばせる!?

ONOFF DRIVER AKA 2024 最速試打インプレッション【PR】

2024/02/02 ゴルフサプリ編集部

オノフ ドライバー AKA 2024

「上質な大人のクラブ」かつ「オートマチックにやさしく飛ばせるクラブ」というブランドコンセプトを守り続けてきた「オノフ AKA」シリーズ。シリーズ最新作であり最高傑作と噂される2024年モデル「オノフ ドライバー AKA」のやさしさと飛びを、クラフトマンでありプロコーチでもある関浩太郎と検証した。

写真/相田克己

「オノフ ドライバー AKA 2024」が目指したのはどこで打っても真っすぐ飛ぶドライバー

「オノフ ドライバー AKA 2024」の開発コンセプトは簡潔明瞭だ。ずばり「全芯主義」、つまりフェースのどこで打っても真っすぐ飛ばせるという意味である。コンセプト自体は2022年モデルから引き継がれたものだが、クラブの中身は大幅にアップデートされている。2024年モデルではコンセプトを完結させるため、2つの方向からアプローチがなされたという。

オノフ ドライバー AKA 2024

ひとつはフェースの反発エリアの拡大である。2016年から採用され今やオノフのトレードマークとなっている「パワートレンチ」が逆アーチ形状に刷新され、高反発エリアがトゥ上とヒール下に拡大。その結果、アマチュアユーザーにありがちなミスヒットのほぼカすべてをバーしてくれる文字通りの「全芯ヘッド」へと進化した。

もう一方のアプローチはクラブとしての振りやすさを極めること。芯を広げるべくヘッドの左右慣性モーメントの数値を前作の4950g・㎠から5000g・㎠の大台まで引き上げる一方でシャフト軸周りの慣性モーメントは8800g・㎠から8500g・㎠へとダウン。フェースターンしやすく球がしっかりつかまるヘッドに生まれ変わった。

オノフ ドライバー AKA 2024

さらに、ヘッドだけでなくシャフト、グリップまで社内で設計しクラブとしてトータルで振りやすさと飛びを追求している点も「オノフ」の強みだ。「オノフ ドライバー AKA 2024」においてはシャフトを3g軽量化しつつグリップエンドにウエイトを集めるカウンターバランスにより、重ヘッドでも振り抜きがよくヘッドスピードとボールスピードが上がる設計となっている。

芯を外しても変わらない飛距離、高MOIヘッドの振りにくさは感じない

それでは「全芯ヘッド」と「振りやすさ」を実現した「オノフ ドライバー AKA 2024」はアマチュアゴルファーにどれくらいの恩恵をもたらしてくれるのだろう。試打のプロフェッショナルである関浩太郎とアベレージ代表の編集部員2名による体感レポートをお届けしよう。

試打者プロフィール
◾︎関 浩太郎(解説)
1974年生まれ。アメリカで最新のゴルフ理論を学びながらミニツアーを転戦。ゴルフスタジオ「SEKI GOLF CLUB目黒」主宰。
◾︎40代・編集部員K
⚫️ヘッドスピード:40m/s⚫️ドライバー平均飛距離:220ヤード⚫️スライスが持ち球のアベレージゴルファーだが、最近ようやく80台“常連”も見えてきた。
◾︎50代・編集部員Y
⚫️ヘッドスピード:40m/s⚫️ドライバー平均飛距離:210ヤード⚫️打ち急ぐクセがあり、右にも左にもミスが出る万年アベレージゴルファー。

関 浩太郎

まずはこれまで歴代すべてのオノフを打ち比べてきた関が「オノフ ドライバー AKA 2024」と初顔合わせしたときの第一声がこちら。

「クラウンがつや消しのマット仕上げになったせいか顔が締まって見えますね。ソールを見なければ『オノフ KURO』と間違われる方がいるかもしれません。打感も明らかに変わりました」(関)

そしてこちらは1球目を打ったときの感想である。

「前作まではいかにもアベレージモデルらしい高めの打球音でしたが、2024年モデルはバシッという低めの音で上級者にも好まれる打感・打音になりました」(関)

ちなみに関はあえてウォーミングアップなしにボールを打ち始めた。「全芯ヘッド」がどこまでミスをカバーしてくれるのか実体験するためだったが、果たして結果は予想をはるかに上回るものだった。

関 浩太郎

ガチの一発目から真っすぐのいい球が出ましたね。1発目はトゥ、2発目はヒール、どちらもセンターからボール半個分くらい外してしまいましたがフェアウェイに飛びました。3発、4発目はハーフトップとテンプラ気味でしたがちゃんとフェースの弾き感があって飛距離もそんなに変わりません」(関)

慣性モーメントの大きなヘッドにはデメリットもあるが、「オノフ ドライバー AKA 2024」にはメリットしかないと関は感じている。

「ミスヒットでも当たり負けしないのは慣性モーメントが大きいからです。ふつうはここまで慣性モーメントが大きいとバックスイングで開いたフェースが閉じにくく、開いたまま当たりやすくなるものですが、『オノフ ドライバー AKA 2024』の球のつかまりやすさは歴代『AKA』と比べても遜色なし。ヘッド重量も198グラムあってけっこう重いのに振り遅れ感もありません。高慣性モーメントと振りやすさ、相反する性能を両立できているのはシャフトとグリップを合わせたクラブとしての完成度が高いからだと思います」(関)

関がとくに高く評価するのはオリジナルシャフトの振り心地だ。

「歴代モデル同様に全体がしなってくれるので誰でも振りやすいシャフトです。ヘッドの位置やフェースの向きがわかりやすいので直進安定性にも優れています。2024年モデルの特徴は従来からある粘り感にスピード感がプラスされたこと。Rで43グラム、Sでも52グラムの軽さでこの振り心地を実現できたことも驚きです」(関)

本当に芯を外しても飛距離が変わらないのだとしたら…

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