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カチャカチャ機能で「10度を9度に」と「9度を10度に」。どっちが飛ぶ?何が変わる?

2024/06/08 ゴルフサプリ編集部

カチャカチャ調節機能

カチャカチャ=ネック調整機能。ご存知の通り、ロフト角やライ角を調整できる機能だが、このカチャカチャで「10度を9度」と「9度を10度」にロフト角を変更するとロフト角以外の部分も変化するのをご存知だろうか?

ロフト角の調節で変わるのは打ち出し角度だけじゃないの?

カチャカチャ調節機能

ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティのネックに搭載されていることのある「カチャカチャ=ネック調整機能」。ほとんどのゴルファーは、この便利機能を活用してロフト角やライ角の増減を試したことがあると思う。ライ角を増やしてつかまりを良くしたり、逆に減らしてつかまりを抑えたり。また、ロフト角を増減させて、打ち出し角度やバックスピン量を調節したりというふうに。

ここで質問。ロフト角を増やしたり減らしたとき、ドライバーを構えてみて何か違和感を覚えたことはないだろうか? 「覚えがある」という人は多いはず。実は、ロフト角を「10度を9度」に「9度を10度」に増減させると、フェース向き(角)も変わるのだ。
ネック調節機能でロフト・ライ角を変えるというのは、ヘッドのネックに対するシャフトの入り方が変わるということ。

そのため、
ロフト角を増やす=フェースを寝かす方向に傾ける=フェースは閉じる
ロフト角を減らす=フェースを立たせる方向に傾ける=フェースは開く
という変化も生じる。
だから、ロフト角を増やすと打ち出し角度が高くなるだけでなく、つかまりも強くなる。逆にロフト角を減らすと打ち出し角度が低くなるだけでなく、つかまりも弱くなるというわけだ。

ちなみにロフト角が大きくなればバックスピン量は増え、小さくなれば減るということも覚えておこう。さて、ここで「カチャカチャ=ネック調整機能」について、クラブフィッターでクラフトマンの小倉勇人氏からアドバイスをもらったので紹介したい。

「ロフトが9.5度でオープンフェースにしたい」時は10.5度を買う?

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