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ボールに付いた泥は取り除いてもいいの?「プリファード・ライ」ってルール知ってる?

知っていると得するルール&マナー

2024/06/12 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

ボール,ベアグラウンド

ボールを拾い上げてきれいにするという行為。グリーンにオンしたときにしか認められていないと思っている人も多いのでは? 実は、グリーン以外でも、「拭いてもいいよ」という場合があるのです。「プリファード・ライ」と呼ばれるこのローカルルール。絶対に覚えておくべきですよ。
写真/ゴルフサプリ編集部

泥が付いたボールを拾い上げて拭き、他の場所にプレースできるプリファード・ライ

雨の中でのプレーが多くなるこれからの季節。水たまりの中にボールがあったり、柔らかくなった地面の影響でボールに泥が付くなんてことはよくありますよね。
明らかに水の影響を受けるときは、「一時的な水」からの救済を受けることができますが、水たまりになっていなくても救済が受けられる、「プリファード・ライ」というローカルルールがあります。

ローカルルールということからも分かるように、正式なルールではなく、ゴルフ場やコンペの幹事さん、仲間うちによって決められた独自のルールで、プレー時間短縮やプレー環境への配慮を目的としたもの。

具体的には、悪天候の影響で、ジェネラルエリアがボールに泥が付きそうなほど酷い状態になっているとき、無罰で拾い上げて汚れを拭き取り、状態の良い場所にプレースしてプレーが再開できます。

プレースは基本的には6インチ以内となっていますが、コースの状態によって1クラブレングス以内となされる場合もあります。
どういう処置が可能かは芝のコンディションによって変わってくるので、スタート前に必ず確認しましょう。

なお、プリファード・ライの救済を受ける時には、ボールを拾い上げる前に必ずマークをすることを忘れないようにしましょう。

「元の場所にリプレースする」似たような処置もある

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