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i530とi230のコンボセットだと!? PINGのフィッティングがヤバすぎた!

ベストセラーでロングセラー! PINGアイアンの人気の秘密を深掘りしてみた!【PR】

2024/11/04 ゴルフサプリ編集部

PINGのフィッティングだから分かったこと①クラブは長いほど飛ぶとは限らない

フィッティングには試打専用のヘッドを使用。PFS武蔵浦和では、交換用シャフトはウッド・アイアン合わせて1500本以上用意されている。

ヘッドのモデルが決まったら次はクラブ長の診断だ。まず、身長と手首から床までの長さを測ってPING独自のカラーコードチャートに当てはめる。前田さんの身長は179センチ、手首の高さは35インチなのでギリギリで標準長に当てはまる。だが、『少し飛距離を出したい』という前田さんの希望を汲んで、半インチ長いシャフトを用意する後藤フィッター。
しかし、さらなる飛距離アップを目論んだ前田さんだったのだが、残念ながら右のミスが増え、飛距離そのものも落ちてしまった。
『クラブを長くすると飛ぶ可能性はありますが、当てにくさやつかまりにくさで効率が悪くなることもあるのです。今回は標準の長さ(#7:37インチ)で組むことにしましょう』と言う後藤フィッター。
この結果に対して前田さんは『長くしても飛距離が出るとは限らないとわかったのも、フィッティングを受けたことによる収穫ですね!』と笑顔を見せた。

PINGのフィッティングの要となるカラーコードチャート表。身体計測データを元に適正なクラブ長とライ角を示す。

PINGのフィッティングだから分かったこと②ライ角によって弾道は目に見えて変わる

カラーコードチャート表によれば、前田さんの適正ライ角は標準より1度アップライトのブルーになる。これで本当にパフォーマンスが出せるかどうかを実打でチェック。ライ角を1度アップライトに調整し、ソールにマーカーを貼り付けてもらったクラブで打つと、ボールはセンター方向に飛んだが、ソールをこすった痕はトゥ寄りに付いた。さらに2度アップライトに調整してもらうと打痕はセンターに移動したが、ボールは左に出た。

ソールがボード(地面)に当たる場所を計測してもっとも抜けの良いライ角を見つける。

『ソールの中央に打痕が付いて、実弾道で真っすぐ飛ぶのがベストですが、スイングによって打痕と弾道が一致しないこともあり、その場合は実弾道で判断します』と後藤フィッター。
結果、前田さんの適正ライ角は1度アップライトのブルーに決まった。
『正直、ライ角だけでここまで弾道が変わるとは思っておらず、違いを体験できたのは今後のためにもよかったです。ちなみにPINGのフィッティングを受けて購入する場合、埼玉県戸田市にあるPINGの工場で1本1本きちんと組み立てられて届くのはうれしいですね』(前田さん)

ヘッドが決まり、クラブ長さとライ角も決まった。さあ、次はシャフトだ。

後藤フィッターは素振りでベストなシャフトを見抜いていた?

『キャリーを出すためにはヘッドだけでなくシャフトも重要な役目を果たします。ここまでマイシャフトと同じ80グラム台の「N.S.プロ 850 neo」のSでフィッティングを進めてきましたが、10グラム重い「N.S.プロ 950 neo」と10グラム軽い「N.S.プロ 750 neo」を打っていただき、ボールスピードが上がるかどうか見極めます』(後藤フィッター)

その結果、90グラム台の「N.S.プロ 950 neo」は振りづらさを感じて飛距離がダウン。70グラム台の「N.S.プロ 750 neo」は最初の一発目は飛んだものの、2、3球目は打ち出し角が減ってキャリーがダウン。後藤フィッターの診断では『シャフトが軽すぎて打点が低くなりましたね。一発の距離よりも平均値を良くした方がパフォーマンスは上がります』(後藤フィッター)とアドバイスを受け、シャフトの重さは80グラム台に決まった。

N.S.プロ 850 neo

ピン純正の「AWT2.0」も試したが、今度は球がつかまりすぎて左に出るようになり、前田さんには最初から打っていた「N.S.プロ 850 neo」がベストということを再確認。
ちなみに後藤フィッターは、前田さんの素振りを見たときから中調子で打ち出しも上がる「N.S.プロ 850 neo」が良さそうだと見抜いていたそうだ。
『たとえ同じ結果になるとしても、最初からあなたにはこのシャフトと断定されるより、いろいろ試して結果の違いを見比べながら辿り着いた結論のほうが自分としては納得できるし、これから安心して使えるように思います』(前田さん)

ベストな結果を追求した結果、“プロっぽくてカッコいい”憧れのコンボセットに行き着いた!「小ぶりなヘッドもすぐに慣れちゃいました!」

手のサイズを測ってグリップの太さを決めてもらい、フィッティング終了かと思いきや、最後の最後に後藤フィッターから『短い番手に「i230」をコンボすれば、もっと高さが出てランを減らせるかもしれません』というサプライズな提案が!

この提案に対して前田さんは『コンボアイアンはツアーで活躍する金谷拓実プロみたいで格好いいし、アイアンでちゃんと止まる球が打てれば平均スコア90切り、ベススコア70台も夢ではないと欲が出て(笑)、後藤フィッターの提案を受けることにしました』(前田さん)とうれしそうに笑った。
※金谷拓実はアイアンを飛び系中空アイアンの「G710」の5番、操作性が高いキャビティ―アイアン「i230」の5番〜PWで組んでいる。

青が「i230」の打球分布、オレンジが「i530」、白が「G700」(マイクラブ)。打ち出し角やスピン量は、どちらもマイクラブと比べてグリーンに止まる理想的な数値となった。

結果は後藤フィッターの予想通り、「i530」よりも打ち出し角、スピン量、最高到達点のすべてがアップ。球のバラつきも小さくなって、自分が振りやすければ小さなヘッドでもちゃんと当たることもわかった。同じ7番でも「i230」は、「i530」よりロフトが寝ているので飛距離差はちょうど10ヤード。7番を2本入れ、6番と7番にやさしく飛ばせる「i530」、7番から下には高さとスピンで球が止まりやすい「i230」をコンボすることに決まった。

『私は今回初めて知ったのですが、PINGのアイアンは1本ずつでも買えるそうなので、番手を自由自在にコンボできるのがうれしいです。それにしてもコンボセットに決まったのはうれしい誤算でした。また、今回、PINGのフィッティングを受けてみて感じたのは、自分の思い込みや世間の評判だけでクラブを選ぶと大損をするということです。今日のことがなければ、安定した飛距離と方向性も、グリーンに止まる弾道とスピンも得ることができなかったでしょう。フィッティングを受けたことで、私自身の最大パフォーマンスを引き出してくれるクラブに出会うことできました。組み上がったクラブを受け取るのが楽しみです。フィッティングを受けて大正解でした!』(前田さん)

この前田さんの感想でハッキリした。売り上げのデータが示した通り、PINGのアイアンが人気を維持し続ける理由のひとつには、フィッティングにあったのだ。
良いクラブを自分に合わせてカスタムすることで、さらに良いクラブに仕上がるのなら、フィッティングを受けない理由はないというわけだ。

【PINGフィッティングスタジオ武蔵浦和】
PINGの全モデルのヘッドと1500本以上の試打シャフトを常備。トラックマンの計測データを基にわかりやすい。PINGのアパレルや歴代モデルの展示もあり。JR武蔵浦和駅から徒歩3分、専用駐車場あり。
・埼玉県さいたま市南区白幡5-18-26
・営業時間/平日11:00~20:00、土日祝9:00~18:00(不定休)
・フィッティング予約専用電話/050-2018-6615
https://clubping.jp/pfs/musashiurawa/

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