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X フォージド MAX/MAX STAR アイアン ~明らかに優れていて、その違いを楽しめる 軟鉄鍛造アイアン~

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2025/07/04 ゴルフサプリ編集部

昨年の上半期、アイアンで最も話題になったキャロウェイの『Xフォージドシリーズ』。今年はその追加モデルとして『Xフォージド MAX/MAX STAR』が登場。その性能や進化についてゴルフコースの芝の上から鹿又芳典に打ってもらいトラックマンで計測しながら分析してもらった。
取材・構成・文/野中真一  撮影/相田克己

昨年の秋以降に打ったアイアンで一番良かった。フォージドの打感で極上のやさしさがある

いつも、試打をするときにウォーミングアップをしない鹿又。それは1球目を大切にしているからだ。何球も打っていると、クラブに合わせてナイスショットを打ててしまう。それだと本当の性能がわからない。

今回、コースで打った『XフォージドMAX(以下、MAX)』の1球目は、残り約160ヤードからいきなりのナイスオンだった。「これ、いいな」と小さな声でつぶやいた後に打った2球目は、ピン手前3メートルのバーディチャンスにつけた。「かなりイイね。この
アイアン」と驚いていた。

「芯をくったときの打感は素晴らしいし、スピン性能が高い。飛びすぎないので、パワーヒッターには最適な距離が打てます。操作性も高いです」

「昨年の2モデルに比べると最高到達点が約5ヤード高くてキャリーを出せる。私のヘッドスピードだと昨年の『STAR』より飛びます」

あらためて、昨年大ヒットした『Xフォージド』『Xフォージド STAR』との違いについてトラックマンで弾道データを計測しながら話を聞いた。

「もちろん昨年のモデルも完成度は高い。『Xフォージド』は打感が最高で操作性がいい。アスリートゴルファーには理想的なアイアンです。でも、ミスヒットにシビアなので自分にはややオーバースペック。薄く当たったときは飛距離が落ちてスライス回転がかかった。逆に『Xフォージド STAR』は7番アイアンで29度とロフトが立っているのでボールスピードは一番速い。でも、高さが出なかった。正直に言うと昨年の2モデルは自分には“ドンピシャ”ではなかったです。

それが『MAX』になると、まず打ち出し角が高くなる。ミスヒットしたときの曲がり幅が想像以上に少なくてタテ距離のズレがない。寛容性が高いのに7番でスピン量が5500回転を超えているので操作性も十分です。キャリーも155ヤードくらいでちょうどいい。

ヘッドスピード42m/s前後の自分にとっては、昨年の秋以降に打ったアイアンで一番良かったです。女子プロゴルファーや、一般的なアマチュアゴルファーには“ど真ん中の軟鉄鍛造アイアン”だと思います」

「4モデルの中では最もロフトが立っているので、低スピンで強い打球が打てます。打球が上がりすぎて、吹け上がりに悩んでいる人にオススメです」

「打感はやや弾き系になっているのでボールスピードが速い。飛距離性能は高くなっているが、スピン量も5000回転を超えているのでアイアンらしい弾道になっています」

続けて打った『MAX STAR』も1球目からピン筋に飛んでナイスオン! ただし、8メートルくらいオーバーした。

「今年の2モデルは全く個性が違います。『MAX STAR』は『MAX』と比較しても慣性モーメントが大きくて、大型ヘッドのポケットキャビティアイアンを打っている感覚でした。ミスヒットしたときでも異常なくらいに曲がらないから、初心者でも使いこなせるフォージドアイアンです」

トラックマンのデータはもちろん、鹿又はゴルフコースでリアルにグリーンを狙った弾道を見ながら「一番良い!」と太鼓判を押した。

X フォージド MAX

昨年の『Xフォージド』同様、1枚モノの軟鉄鍛造アイアン。昨年は日本企画としてアジア限定で発売されたが、今年は日本·米国の共同開発として米国でも発売。PGAツアーではクリス·カークが4番アイアンを使用。

X フォージド MAX STAR

安心感のある大型ヘッドの『MAX STAR』。フェースとボディはともに軟鉄鍛造で、あえて別々に製造して溶接することで深いポケットキャビティを実現。極めてミスヒットに強いアイアンに仕上げている。

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