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ミルドグラインド初の軟鉄鍛造「MG5」ウェッジの“エグいスピン”は本当だった!

テーラーメイド シークレット試打ラウンド取材レポート【「MG5」ウェッジ編】【PR】

2025/09/04 ゴルフサプリ編集部

テーラーメイドのシークレット試打ラウンドに参加した石井良介、小倉勇人、野村タケオの試打インプレッションをお届け! 今回の主役はテーラーメイドの「MG5」ウェッジ。パフォーマンスを追求するゴルファーに向け、革新的な技術力と探求心から生まれたミルドグラインド史上初の軟鉄鍛造ウェッジだ。キャッチコピーは「“エグい”スピン」。軟鉄鍛造ならではの打感と操作性ともども、3人のテスターが詳細にインプレッションする。

アマチュアゴルファーでもプロレベルのバックスピンを体験できる

盛夏の伊豆にらやまCCで実施されたシークレット試打ラウンドでは「MG5」ウェッジの全ソールタイプと各種ロフトのバウンス違いを持ち込み、3人のテスターが9ホールをラウンド。グリーン周りで徹底的に「MG5」ウェッジのスピンのかかり方や、ソールの抜け感、ソールグラインドの違い、そして打感を試打検証し、ホールアウト後にインプレッションや使用感を語り合った。

石井 さて、スピンが本当にすごいかかりますね。

野村 試打ラウンド前のレクチャーで、“エグいスピン”という「MG5」ウェッジのキャッチを聞いて、“エグいコピー”だなと思っていましたが、そのコピー通りにエグいスピンが効いていました。どのソールグラインドで打っても、のきなみスピンがかかっていましたね。

野村タケオ(のむら・たけお)自称ゴルフバカイラストレーター。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。

小倉 かかりますね〜。新品とかノーメッキとか、試打条件の良さを差し引いても、グリーン周りから打てばもれなくギュッとグリーンを噛んでくれました。ボールがワンピン手前に止まっちゃっても、満更じゃない感じで「あれ~、止まっちゃったよ!」なんて笑いながら言えるほどです。

石井 アマチュアの方は、アプローチでボールがピタッと止まったり、キュキュッと戻ったら、すごい喜びますよね。エンジョイ派が多数なアマチュアの方たちが、プロレベルの止まり方を体験できたり、突っ込んだのにバックスピンでグリーンを出ちゃったりしても、それはそれで武勇伝的な話のネタになって楽しいでしょうね。そして、このスピンの効きの強さに慣れれば、ベタピン・寄せワンの確率が上がって、アプローチをより楽しめますね。

小倉勇人(おぐら・はやと)元ゴルフ雑誌編集者のスイング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。

野村 一時期そういうウェッジがありましたよね。それで溝に規制がかかったりしたわけですが。

石井 そうそう。でも「MG5」ウェッジは新しいテクノロジーが導入されて、その規制の中でもスピンがかかるようになった。アマチュアゴルファーがそれを享受できるって、すごく楽しいことだと思うんです。ボールが止まることを本気で怒る人なんていないでしょうからね。8~9割の人がスピンがかかるウェッジに替えたらゴルフってこんなに変わるんだ、と思えるならこんなに嬉しいことはない。スピン性能について「MG5」ウェッジはそれをやってくれていると思います。

石井良介(いしい・りょうすけ)『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこ。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」も人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

小倉 フェースのミーリングや溝の作りが影響していると思いますが、低い球でスピンがかかるのは本当にプロっぽくて楽しかったですね。

石井 スピンがかかるのは言うまでもないですが、僕的にはノーメッキでボールがフェースに乗っている感じがあるのもすごく良かったです。ウェッジはライバルメーカーからもたくさん出ていますが、プロの要望を反映させると、どうしても似たような作りになりがちです。ですが、「MG5」ウェッジには技術的にも仕上がりにも、そうした“似たような”といった部分が感じられません。フェースの乗り感とかスピンの入り方はかなり秀逸だと思いました。

スピン性能の向上は、新開発のミルドカッターの導入によって従来よりも鋭く刻まれたグルーブ。そして、フェース面に一筆書きのように精緻に施したレーザーミーリング「スピン・トレッド・デザイン」によるものだ。鋭いグルーブとフェースのミーリング、2つの相乗効果でインパクト時のボールとの接触面が増えるとともに、フェースとボールの間の水分や細かな芝や土を効率よく逃がしてくれる。これによりノーマルコンディションはもちろん、ウェットコンディションでも高いスピン性能を発揮、安定したパフォーマンスを実現できるようになった。

また「ショートゲームは打感で差がつく」というテーラーメイドの考えにのっとり、「MG5」ウェッジは、軟鉄鍛造ならではのソフトな打感にこだわり抜いた。石井の言う「ボールがフェースに乗る感じ」はまさにそれで、インパクトの瞬間のフィードバックを一層確かなものにしているのだろう。

「MG5」ウェッジはソールグラインドにも徹底的にこだわっている

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