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JLPGAが2026年シーズンの日程を発表! 1試合増で37試合、賞金総額は史上最高額に!

2025/12/15 ゴルフサプリ編集部

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、2026年シーズンの日程を発表した。試合数は、新たに「台湾ホンハイレディース」(3月12~15日、オリエント・クラブ)が開催されることになり、1試合増。賞金総額も5億円超増加して史上最高の48億9550万円となった。

3月「ダイキンオーキッド」~11月「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで37試合 46年ぶりの海外開催も!

2026年の日本女子ツアーは、例年通り3月5~9日に沖縄・琉球GCで開催される「ダイキンオーキッド」で開幕。

1126~29日に宮崎CCで開催される最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで37試合が行われます。

「ダイキン」翌週には台湾北西部の桃園市にあるオリエント・クラブで「台湾ホンハイレディース」が開催されます(台湾女子プロゴルフ協会との共催)。

日本女子ツアーが海外で開催されるのは、1980年の「日豪親善ゴルフマッチ」以来、46年ぶり。

台湾での開催は1978年の「中華女子オープン」以来、48年ぶりとなります。

「EARTH MONDAMIN CUP」は賞金総額1億円増の4億円 優勝賞金は7200万円に!

「台湾ホンハイ」は賞金総額が200万ドル。
現時点では1ドル=155円の仮レートで計算して、総額3億1000万円と発表されました。

また「EARTH MONDAMIN CUP」(アース・モンダミンカップから大会名称変更)の賞金総額は、なんと1億円アップして4億円に!

JLPGAでは優勝賞金は総額の18%となっているので7200万円。
これは国内男女を通じて(男子は2025年実績)最高額となります。

他にも国内メジャーの「ワールドレディス サロンパスカップ」と「リコー」がともに総額1億2000万円から1億5000万円にアップするなど、5大会で賞金総額が増額となり、ツアー全体の賞金総額は2025年と比べて5億1434万7000円増え、単一年開催のシーズンとしては史上最高の48億9550万円となりました(※コロナ禍で統合された2020~2021年シーズンは、トータル52試合で59億6250万円)。

この盛況にJLPGAの小林浩美会長は「各大会のスポンサーをはじめ、多くのご支援をいただいて来年のツアーはさらに発展した形で開催できることになりました。選手たちの活躍の場が広がるチャンスをいただいて、よりファンの方、スポンサーの方に応援していただけるように協会は選手ともに頑張っていきたいと思っています」と話しました。

2025年は優勝者数30人、初優勝12人でいずれも史上最多。2026年も新たなヒロイン誕生に期待

2025年シーズンは、優勝者数が30人になりました。
初優勝者も、そこから一気に年間女王となった佐久間朱莉を筆頭に12人で、いずれも史上最多でした。

2026年も、この流れで新たなヒロインが誕生することに期待がかかります。

2025年は開催中止だった「フジサンケイレディス」は消滅

一方で「残念ながら、おやめになった大会もある」と小林会長が話したように、2025年は開催が中止された「フジサンケイレディス」は2026年のスケジュールには入らず、1982年から始まった歴史にピリオドを打つことになりました。

JLPGAでは開催が中止となった場合は「試合数」にはカウントしないため(これはコロナ禍や東日本大震災の時も同様)、2026年は台湾での新規大会が増えて「1増」の数え方になるということです。

「日本女子プロ」は片山津GC 「日本女子オープン」は宝塚GCで開催

また毎年開催コースが変わる国内メジャーの「ソニー日本女子プロ選手権」は石川県の片山津GC白山コースで9月10~13日に。
「日本女子オープン」は兵庫県の宝塚GC旧コースで開催されます。

2025年シーズンは2週間前に終わったばかりですが、2026年の開幕が今から待ち遠しくなりますね。

(取材・文/森伊知郎)