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キャロウェイ「QUANTUM フェアウェイウッド」4モデル打ち比べ! 「MAX」「MAX D」「MAX FAST」「♦♦♦」の違いを石井良介が解説

キャロウェイ「QUANTUM(クアンタム)」シリーズ試打解説:フェアウェイウッド編

2026/02/02 ゴルフサプリ編集部

キャロウェイの新しいフラッグシップ「QUANTUM(クアンタム)シリーズ」がいよいよ2月6日に発売される。令和の試打職人・石井良介による試打企画第2弾として今回は「フェアウェイウッド編」をお届けする。前作から大きく進化したポイントや兄弟モデルの違いをコースでじっくりと検証した。

フェースのたわみが増大し、弾道補正効果もアップ

QUANTUMフェアウェイウッド」の開発テーマは「打ち出し角と打点の最適化」。

さまざまなライからボールを打ち、飛距離もコントロール性能も必要なフェアウェイウッドにおいてはもっとも要求される性能である。これを実現するために採用されたテクノロジーが「スピードウェーブ2.0」。インナーソールウェイトをソール面から浮かせて配置することで、フェアウェイウッドに求められる浅低重心設計とフェース下部の大きなたわみを両立し、高初速・高打ち出しの大きな飛びを実現している。

加えて、フェースがたわみやすくなったことでAI設計による弾道補正効果もさらにアップ。着弾地点の前後左右のブレ幅が小さく、さらにターゲットを狙いやすいフェアウェイウッドへと進化している。また、これまで3Wのみだった「オプティフィット4」(アジャスタブルホーゼル)が5Wに採用されたことも大きなトピックだ。アマチュアにとって3Wよりも使い勝手のいい5Wを選択する機会は多く、フィッティングにより飛距離アップや弾道調整を行えることには大きなメリットがあるからだ。

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ヘッド内部のウェイトをソールから浮かせることで、フェース下部のヒンジの延長が可能となり、フェースのたわみ量が増えた。
モデル、番手別のAI設計を導入。フェースのたわみが大きくなったことで弾道補正の効果も高くなった。
ライ角とロフト角を単独で調整できる「オプティフィット4」を3Wと5Wに搭載。きめ細かなフィッティングが可能となった。
ドライバー同様マットだったクラウンが艶仕上げに変わった。

正統派の「MAX」、つかまる「MAX D」と「MAX FAST」、操作できる「♦♦♦」 【石井良介のファーストインプレッション】

写真右から「MAX」「MAX-D」「MAXFAST」「♦♦♦」

QUANTUMフェアウェイウッド」のラインナップは「MAX」「MAX D」「MAX FAST」「♦♦♦」の4機種。モデル数は前作「ELYTE」よりも1機種減ったが、それぞれのモデルの完成度が高くしっかり作り込まれているため、むしろ選びやすくなったと石井は評価する。それではモデルごとのインプレッションをお届けしよう。

「QUANTUM MAX」は「♦♦♦」のようにカッコ良くて、打てばやさしい正統派

4モデルのうち最も幅広いゴルファーにマッチする「MAX」。

「『MAX』は形状が平べったくて地面に吸いつくようなすわりのよさ。見るからに球が上がりやすそうですが、フェースの向きは真っすぐで、トゥ側がちょっと逃がしてあるのでひっかかる気はしません。シャフトはワッグルしたときに動きますが、スイングするとしっかりしています。顔もきれいなのでこれが『♦♦♦』といわれても納得してしまいそうです。キャロウェイのフェアウェイウッドらしく弾きが強く、打球音は軽やかで楽に球が上がります」(石井)

「QUANTUM MAX D」はウッドが苦手な人や球をつかまえたい人にオススメ

大型でシャローなヘッドがFWの苦手意識を軽減してくれる。

「『MAX』と比べるとかなり大きく、さらに平べったく見えます。構えると、ちょっとアップライトでつかまる雰囲気があるのでフェアウェイウッドに苦手意識のある人にオススメします。バランスのとれたきれいな顔でつかまるといっても、フェースが左を向いているわけではありません。球はつかまりますがフェースが急に返ることはなく、左も怖くありません。サイズ感としては1Wが『MAX』で、フェアウェイウッドを『MAX D』にするのもありでしょう」(石井)

「QUANTUM MAX FAST」は振り抜きがよくて球がしっかりつかまる

小さめのヘッドは返りやすく、どんなライでもしっかり振り抜ける。

「ドライバーの『MAX FAST』のヘッドは大きいですが、フェアウェイウッドはコンパクトな印象のヘッドサイズです。ライ角がアップライトでシャフトのしなりが大きいので球はつかまります。球はつかまって欲しいけれど大きなヘッドが苦手な人にオススメです。打感は『MAX』と同じで、吸いつく感じがすごくするけれど、しっかり弾いてくれます。残響が短く歯切れのいい打球音は上級者好み。シャフトを選べばシニアだけでなくて若いアスリート志向の人も使えるでしょう」(石井)

「QUANTUM ♦♦♦」はスピンコントロールが思いのまま

ヘッドスピードでいえば43m/s以上、操作性を求める人にオススメ。

「『♦♦♦』のテイストは他の3モデルとまったく違います。フェースは右を向いて見え、全面に入っているスコアラインがスピンコントロール性能の良さを感じさせます。打ってみるとやっぱり弾き感が抑えめでフェースに乗っている感触が一番伝わってきます。球持ちがいいのでスピンを入れたり入れなかったり、球を吹かせたり逃がしたりといった細工がしやすいです。ドライバーの『♦♦♦』よりも『♦♦♦』らしく、使う人を選ぶクラブです」(石井)

4モデルどれも”飛ぶのは当たり前”

「単純にドライバーと同じモデルを選ぶより、自分にとって構えやすくて振りやすいモデルを選ぶことをオススメします」(石井)

「キャロウェイのフェアウェイウッドなので飛ぶのは大前提です。その上で『MAX』は正統派で『♦♦♦』の領域までカバーしてくれる懐の広さがあります。『MAX D』と『MAX FAST』はどちらも球がつかまるモデルですが、大きなヘッドで打点ブレに強いのが『MAX D』、小さくて振り抜きやすいのが『MAX FAST』です。『MAX』の完成度が高いお陰で『♦♦♦』はより『♦♦♦』らしく作ることができたのでしょう。それから、4モデルすべて、「オプティフィット4」が5Wにも搭載されたので、モデル数が減っても自分に合うモデルを選びやすくなりました」(石井)

QUANTUMフェアウェイウッド」は、飛距離性能を大前提としながら、4モデルそれぞれの役割が明確に設計された完成度の高いシリーズである。新テクノロジー「スピードウェーブ2.0」による高初速・高打ち出しに加え、弾道補正性能の向上が安定感を底上げ。「MAX」の万能性、「MAX D」と「MAX FAST」のつかまり性能、「♦♦♦」の操作性と、プレーヤーの技量や求める球質に応じた最適解が用意されている点は大きな魅力だ。5Wへの「オプティフィット4」搭載も含め、フィッティングの幅が広がり、自分に合った1本を選びやすいシリーズに仕上がっている。

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