「ボイスキャディT12PRO」をコースで体感! めちゃ軽くて薄い! 総重量50g以下の腕時計型・距離計測器の実力は?
野村タケオのゴルフ実験室
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんはどんな距離計測器を使っていますか? 腕時計型のものを使っている方も結構多いことでしょう。今回腕時計型の計測器「ボイスキャディ」の最新作をお借りしたのですが、これが恐ろしく高性能で本当に驚きました。最近のやつってこんなに凄いのねって感じ。コースでしっかり試してきたのでレポートさせてもらいます。
〈取材・文・写真提供 野村タケオ〉
大きくて見やすいディスプレイは直射日光の下でもハッキリ見える!
今回僕がコースで使ったのは「ボイスキャディT12PRO」です。腕時計型の距離計測器なのですが、めちゃ軽いんですよね。前作よりも厚さも約1.5ミリほど薄くなっているらしいし、重さもベルト込みで46.6gしかないんです。なので「着けてる感」が本当に少ない。それでいて画面はかなり大きくて見やすいんですよね。
そのディスプレイが大きいだけでなく、めちゃくちゃ色が綺麗で見やすいんです。1,100nitsという高輝度らしく、直射日光の下でもハッキリと見えるのでストレスが全くない。
さてコースでのレポートですが、まずはコースに着いたらラウンドするコースを認識させないといけないわけですが、これがめちゃくちゃ速い。スマホの専用アプリと連携しておけば、「Quick GPS+」という機能でアッという間にコースを見つけ出してくれます。これまたストレス無し。
もちろんスタートホールに行けば勝手にそのホールのデータが出てくれる。しかもですよ、コース図をティからグリーンまでアニメーションでレイアウトを見せてくれるんです。もちろんスクロールしてコース図を見ることもできます。
で、コース図にあるバンカーをタッチすると、すぐにそのバンカーに入る距離と、越すための距離を出してくれる。これ本当に楽ちん。設定で自分のティショットの距離を入力しておくと、毎ホールその距離だとどこまで飛ぶかというラインを出してくれるので、マネジメントにも役立ちます。僕は230ヤードに設定してみました。
また、ドッグレッグホールなどで役立つコンパス機能も便利なんです。ティショットの前にこの画面にすると、グリーン方向とIPポイントの方向を示してくれるんですよ。なので、狙い所を絞りやすい。ティショット以外の時はグリーン方向だけを示す画面になるので、ショットを曲げた時や打ち上げでグリーン方向がわからない時に役立ってくれます。
ティショットをすると、勝手にその位置を覚えてくれるので、ボールのところまで行くと何ヤード飛んでいるのかがすぐに分かります。これは2打目以降も同じなので、どのクラブで何ヤード飛んでいるのかを確認できるのでとてもいいですね。
そして、たとえばパー4で2打目のショット位置まで行くと勝手にグリーンの形状とざっくりとした傾斜が表示されている画面になります。もちろんグリーン手前とセンター、そして奥までの距離も表示してくれるので、どこまで突っ込んでも大丈なのかとか、どこに乗せれば上りのラインになるのかなどをショットの前に確認できるんです。これはマネジメントにとても役立ちますね。
グリーンが表示された画面でグリーンの図を長押しすると、グリーンの拡大図になり、さらに細かいグリーンの傾斜が確認できます。ボールの位置で画面を見ると、ピンより先が下っているとかってこともアドバイスしてくれて驚きました。すげー賢いですね。
ホールが終了して次のホールに向かっていると、今度は勝手にスコア入力画面になります。ここでパット数やショット数が間違っていたら簡単に修正ができます。意外とちゃんとショット数は感知してくれているので驚きですが、OKパットなんかはもちろん入ってないので、ここで修正が必要ですね。
ラウンドしていて思ったのは、勝手にどんどん画面が必要なものに変わっていってくれること。グリーンに近づけばグリーン周りやグリーンの情報画面に勝手になるし、スコア入力画面にもなる。次のホールのティに行けば勝手にそのホールのレイアウト画面になるしね。自分で画面を切り替える必要がほとんどないんですよね。これは本当にノーストレスで楽ちんです。
ラウンドを終えると、ホールごとのスコアとパット数が勝手にスマホアプリに入力されています。さらにそのホールのショットの内容もコース図上に記録されているんですよ。そのショットの飛距離もしっかり記録されています。このデータがショットごとに何か操作をしなくても記録されているというのが本当にありがたいです。ラウンド後にこの図を見ながら、ラウンドを思い出したり、反省をしたりできるので、上達にも役立ちますね。
またラウンド数が増えてくると、平均パット数やパーオン率、平均ドライバー飛距離なんかも計算してくれます。これも自分の弱点を知るにはとてもいいですね。
そしてショットごとにスイングテンポも計測してくれたりするんですよ。いいショットの時の自分のテンポがわかっていれば、悪いショットの時にテンポが速かったな~とかも分かります。
ラウンドで「ボイスキャディT12PRO」を使ってみましたが、とにかく機能の多さと使い勝手の良さには驚かされました。細かい操作が必要なく、操作はほぼ画面のタッチやスクロールで完了するので分かりやすい。しかも操作がわからなくなったら、画面の「i」マークをポチッとすれば操作方法を教えてくれます。
ラウンド中の計測だけでなく、記録やその後の分析まで簡単にできるので、これは上達にも役立つとてもいい機種だと思いました。かなりゴルフに特化しているのですが、スマホとの連携でスマホへの通知なんかも表示することができるので、ゴルフの時以外も便利に使えます。素晴らしいのが、これらの機能全てが無料で使えること。これは本当にありがたい。スマートウォッチとしての機能は少ないので少し残念な部分もありますが、その分少しお安くなっているのでいいんじゃないかと。
いや~本当に最近のゴルフ計測計ウォッチってこんなに凄いんですね~。僕もまだ2ラウンドほどしか使っていませんが、その使いやすさと機能性に感心するばかりです。もしかしたらまだ知らない機能があるかもなので、もっと使い倒したいと思います。ぜひ皆さんも使ってみてください。
ゴルフバカイラストレーター、野村タケオ。
京都府出身。様々なゴルフ雑誌やウェブサイト等にイラストやイラストコラムを寄稿。
毎週水曜の22時からYouTubeライブで生放送「野村タケオゴルフバカTV!」を放送中。