アイアンのダウンブローをマスター!森守洋が上達の秘訣をレッスン
【本家本元によるスペシャルレッスン】
2020/07/04 ゴルフサプリ編集部
ボールを上から打とうとしてインパクトで体が突っ込んでしまうゴルファーも多い。こうした「なんチャってダウンブロー」ではダフリなどのミスとなる。
グリップをソフトに握り、体をあまり動かさないで手首を柔軟に使ってクラブを振る。この振り子のほうが重要なので「第一振り子」と考えよう。
腕や手を使わないで、首の付け根や胸の中心などの脊柱上部付近を支点にして体を回転する。これが第一振り子の運動をサポートする動きとなる。
スイングは第一振り子と第二振り子の連動が大切だが、クラブが進みたがる方向にまかせて振る第一振り子の動きがリードしなくてはならない。体を回すことばかりに意識がいくとダウンブローに打てないのだ。
クラブを正しく使いこなすには、グリップ支点の第一振り子の動きを先にマスターすることが大切だ。
体重を左足に乗せてグリップを目標寄りに移動させてインパクトするのが基本。
ボールに当てにいくような動きになるとハンドレート型のインパクトになりやすい。すくい打ちのミスだ。
体重を左足に乗せてグリップを目標寄りに移動させてインパクトするのが基本。
アドレスの前傾角度が保たれるからクラブが理想的な軌道に乗り、ダウンブローにとらえられる。
グリップエンドを固定し、クラブヘッドを振り子のように動かそう。下降するときはヘッドが加速し、上昇するときは減速することがわかる。
クラブヘッドが加速中にボールをとらえるためにグリップ支点を目標側に動かす。
グリップ支点が目標と反対に動くと減速中にインパクトを迎えてしまう。
クラブヘッドがハンディを背負えばグリップが最後まで抜かれずに、ダウンブローにヒットできる。
ノーコック気味に上げるB・デシャンボーもダウンスイングではコッキングが入っている。
ダウンスイングからインパクトにかけて右肩がオーバーターンすると上体が突っ込んでしまう。
クラブのヘッド側を右手で持ち、左手で右肩を押さえたままで素振りを繰り返そう。ダウンスイングで胸の開きを抑えることでダウンブローに打つイメージが明確になる。
同じようにクラブを右手に持ち、左腕を前に伸ばした体勢で素振りしよう。クラブの動きに委ねれば右腕が自然に回旋しながら伸びる。
フェースターンもダウンブローの絶対条件。結果的に長いインパクトゾーンがつくられてショットの正確性がアップする。
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