正しいクラブの動きは右手だけでクラブを振るとわかる|三觜喜一が贈る「80台ゴルフを実現するスイングの作り方」(1/2)
驚くほど“芯を喰う”ようになる! ! MITSUHASHI MAGIC大特集 Part2-1
2020/12/25 ゴルフサプリ編集部




手元は常にクラブより先行していることが、80台スイングの絶対条件。

ヘッドを置き去りにする感じで手元が先に動く。

ヘッドから先に動かすと大きく速くスイングできずフェースも開く。

右手一本の要領で振ると、フェースは閉じて上がり、開いて下りてくる。

クラブが追随する格好になり手元が先に下りる。

手元が先行するからハンドファーストになる。

手元が先行するとフォローで一瞬ヘッドが追いつく。

両手でも右手一本と寸分違わないようにスイングできるようになるのが目標。

手元が先行した状態で手がアドレスの位置に戻ってくると当然クラブは遅れる。こうしてできるのがハンドファースト。手元が先行すれば必然的にこの形になる。

手元が先行するとヘッドが上がらない気がするが、手元を勢いよく先行させることでヘッドにも勢いがつく。その結果、ヘッドがリードする感じで跳ね上がる。

スイングの始動で手元が先行するとフェースは開かない。ヘッドは置き去りになる感じで動き始め、テークバックではフェースがボールを向いたままになる。

クラブと体の位置関係を変えないように左ハンドルをきれば、両手でも右手一本と同様にテークバックできる。

右手一本では始動で手元を先行させるが、ほどなく体も動く。クラブを両手で持った場合も体の動きは必要。クラブと体の関係性を変えなければこれができる。

左ハンドルをきると肩から先が左に回り、左手が下、右手が上の位置関係になる。前傾した体勢で左ハンドルをきるので必然的に肩はタテに回ることに。肩の水平回転はもってのほか。回そうとする必要もない。

ダウンスイングからインパクトでは右に側屈。バックスイングとは逆に右ワキが縮み、左体側が伸びる。

このプロセスではクラブに引っ張られて体が右に流れないよう、左足を踏ん張っておくことも大事。

手元が下がってクラブヘッドが上がる。これがテークバック~バックスイング本来の姿。

バックスイングでは能動的にクラブを引き上げることはない。

クラブを能動的に引き上げるほど、体が伸び上がったり、腰が引ける。

右ヒジを引き上げることで手とクラブが素早く、高い位置へと上がり、スピードアップの準備ができる。ご覧の通り、右ヒジは空いてもいい。

右ヒジを内側に押し込んだり、クラブが先行した形で右ヒジが上がってもヘッドスピードは上がらない。

クラブを目標方向に投げると想定した場合、ヒジを外側に振り出したほうが断然投げやすい。

飛んでくるボールに対してラケットを引き上げて打ち返すフォアハンドの動きはスイングと同じ。

グリップエンドを右方向に引き、この形でダウンスイングするとクラブが寝てシャローに下りるが、これが正解。クラブは立って下りない。

右方向にリリースしながら体を左に回すのが正しいダウンスイング。

クラブを引きつけると腰が開き悪い形の振り遅れになる。

クラブは引きつけない!

トップから右方向にクラブを振り出す。体の回転が伴うことでヘッドが遠回りしヘッドスピードが上がる。
































