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【PING】反発でなく慣性モーメントで飛ばす!? ピンG410ドライバーが2019年3月21日発売!

2019/01/22 ゴルフサプリ編集部

年が明け、1月8日キャロウェイ「エピック・フラッシュシリーズ」、11日のテーラーメイド「M5、M6シリーズ」の発表に続き、本日(22日)にピン「G410シリーズ」が日本で発表された。

2017年9月に発売された前作の「G400シリーズドライバー」は、同年末には、国内男女ツアーの賞金王が揃って使用していたことから、一気に人気モデルに駆け上がった。受注後48時間で出荷するというのがピン自慢の生産体制なのだが、予想を上回る受注に48時間での出荷が間に合わず、増産体制を敷いた現在もまだ生産が追い付かない状況が続いているという。

その人気は、クラブとしてのパフォーマンスの高さに他ならない。2017年9月の発売後、2018年国内ダブル賞金王にだけではなく、2018年11月迄で世界のツアーで合計60勝をマーク。一般アマチュアの間でも、飛距離だけではなく、やさしさや、曲がりにくさがクチコミで広がった結果が、想定外の受注につながった。

ピンゴルフジャパン 岡田副社長によるプレゼンテーション

そんな、モデルの後継作だけに、ティザー広告で期待感を盛り上げたテーラーやキャロウェイとは違い、発表当日まで沈黙を続けていたにもかかわらず「G410」に対する期待は特大となるわけだ。

飛び・直進性・方向性のプラスが開発コンセプト

ピンには「前作を超えないものは発売しない」というポリシーがあるという。G410は「飛び・直進性・方向性すべてをプラス」をコンセプトに開発が行われた。ヘッド体積のUPによる慣性モーメントのUP、タービュレーターの形状および位置の変更でサイズアップしても空気抵抗の増加は抑えられている。

米国PING本社開発担当ディレクターのストーキー・ライアン氏が登壇。詳細な製品プレゼンテーションが行われた。

G410のドライバーは、「G410プラス」と「G410 SFT」の2機種。「G410プラス」にはピン初となる可変式弾道調整ウェイトが搭載されドロー・ノーマル・フェードの3つのポジションにウェイト位置を調整することが可能となり、球のつかまりの最適化が可能。さらに、ヘッドサイズがG400の445㎤から、G410は455㎤に拡大されたことでストレートボールが手に入るというわけだ。

そして、これこそが肝心の「飛びのプラス」につながる。慣性モーメントの拡大によるミスヒット時の初速アップと、球の曲がりの減少により飛距離が伸びるというわけだ。ちなみに、テストを行った比嘉 真美子は5.5ヤード飛距離UPしているという。

ヘッドの慣性モーメントを拡大して、クラブの性能を高めるという概念は、ピンの創始者であるカーステン・ソルハイムが世界に先駆け発案し「A-1パター」「アイ・アイアン」を生み出した。ヘッドの反発性能を上げ飛距離性能を高めようとする設計手法を採用するメーカーが多い中で、最新作の飛距離性能アップを慣性モーメントの拡大で達成するというところにピンらしさが込められていると言えるだろう。

発売は2019年3月21日。「真っすぐ、遠くに」というアマチユアゴルファーの夢をかなえてくれそう!発売が待ち遠しい。

会場にはピン契約プロである鈴木愛や2018年シーズン初優勝した額賀辰徳や永野竜太郎らが登壇、新製品のデモでは最高飛距離をマークしていた。

【問い合わせ先】
ピンゴルフジャパン株式会社
電話:048-437-6501
ウェブサイト:https://www.ping.comhttps://clubping.jp

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