ゴルフお悩みレッスン「スイングが安定しない」を解決!(後編)
連載「われらアマチュアお助け隊」【第2回】後編
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
ワンポイントレッスン:クラブは「腕」で上げようとせず、「体」で上げる意識を持とう!
トップで左足に体重がかかるとクラブが外から下りてきてしまう。
まずはアドレスで右腰をギュッと左へ入れる!
右腰が出すぎた構えだと、トップではそれが強調され、上体が目標方向へ傾いてしまう原因になる。
構えたとき、いつでも右腰をギュッと左へ入れる動作で、上体が傾きにくいアドレスを作ろう。
Before And After|ビフォー&アフター
Before:上体が突っ込み、体重が左に残っていたが
After:上体が傾かず、体重が右カカトに乗っている!
ミス撲滅大作戦!![今回のドリル]:ピボット(体の回転運動)ドリル
腕を交差して、肩にシャフトを当てる。ボールを見ながら、体の回転運動をする。トップに入った際、肩が90度以上回るか、体重が右カカトにかかっているか確認する。また、アドレスした際、体の右側に鏡を置き、前傾した背骨に対して直角にシャフトが回転することを確認する。インパクトからフォローにかけては、体の左側に鏡を置き同様に確認をする。
これにより、インサイドからクラブが下りてくる、正しい体の回転が身につく。
今回の隊員
黒川 晃(レッド)
レッドベターの秘蔵っ子ニュージーランド帰りの本格派
ニュージーランドに21年間在住、名門クリアーウォーターGCで専属ティーチングプロとして活動。帰国後デビッド・レッドベターの公認インストラクターに認定され、レッドベターゴルフアカデミー日本校でツアープロからアマチュアまで指導。
協力/レッドベターゴルフアカデミー日本校(埼玉校)、石坂ゴルフ倶楽部
イラスト/野村タケオ
GOLT TODAY本誌 No.554 64~67ページより