ゴルフお悩みレッスン「スライスもヒッカケも両方出る」を解決(前編)
連載「われらアマチュアお助け隊」【第5回】前編
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
隊員紹介
黒川 晃(レッド)
レッドベターの秘蔵っ子ニュージーランド帰りの本格派
ニュージーランドに21年間在住、名門クリアーウォーターGCで専属ティーチングプロとして活動。帰国後デビッド・レッドベターの公認インストラクターに認定され、レッドベターゴルフアカデミー日本校でツアープロからアマチュアまで指導。
勝又優美(ピンク)
美しいスイングが持ち味の教え上手な美女プロ
2013年にPGA A級ライセンスを取得。現在はKEN HORIO GOLF ACADEMYのティーチングプロとして、多くのアマチュアゴルファーを指導しており、女性らしいきめ細やかなレッスンには定評がある。また、新聞、ビジネス誌で連載ページを持つなど、各種メディアでも活躍。
上田栄民(ブルー)
6つのスクールを運営教えた生徒は1万人超!
「エイミンゴルフアカデミー」を主宰。多摩センター校や南町田校など、7つのスクールを運営。「曲げずに飛ばす」理論を伝授。プロの指導他、これまで1万人を超えるアマチュアゴルファーのためのスーパーコーチ。
今回のお悩みは……。
今回のアマチュア
大岩 新さん
●年齢 31歳
●ゴルフ歴 8年
●平均スコア 89
●ベストスコア 82
●ハンデキャップ 18
●スポーツ歴 野球
●球種 ドロー系
テークバックをどこに上げていいかわからなくなり、スライスもヒッカケも、両方出るようになってしまいました。飛距離には自信があるのですが、これではスコアが散々なんです……。
今回の隊員
黒川 晃(レッド)
レッド:ワンポイントで修正します!おまかせください!!
主な原因は……。
大岩 新さんのテークバック
テークバックで上体の捻転が少なく、腕だけで上げてしまっています。
しかも、腕が体から離れてしまい、これでは軌道が安定しません。
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腕だけでテークバックしてしまい、腕と体に無用な空間が。これではクラブが正しい軌道から外れてしまう。
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上体の捻転でテークバックすれば、左ワキがしっかり締まって、クラブヘッド軌道が正確に保たれます。
腕を体から離してしまう動きがNG。
\主な原因はココ!!/
腕だけでクラブを上げてテークバックしていることにより、腕が上体から離れていってしまい、安定したトップに収まらず、左右どちらの方向にも、ミスショットが頻発していたんです!
協力/レッドベターゴルフアカデミー日本校(埼玉校)、石坂ゴルフ倶楽部
イラスト/野村タケオ
GOLT TODAY本誌 No.557 132~135ページより