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「ダフリ&トップ」を解決|ゴルフお悩みレッスン

連載「われらアマチュアお助け隊」【第6回】

2021/01/12 ゴルフサプリ編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

悩みを解決してくれる隊員紹介

勝又優美(ピンク)
美しいスイングが持ち味の教え上手な美女プロ
2013年にPGA A級ライセンスを取得。現在はKEN HORIO GOLF ACADEMYのティーチングプロとして、多くのアマチュアゴルファーを指導しており、女性らしいきめ細やかなレッスンには定評がある。また、新聞、ビジネス誌で連載ページを持つなど、各種メディアでも活躍。

上田栄民(ブルー)
6つのスクールを運営教えた生徒は1万人超!
「エイミンゴルフアカデミー」を主宰。多摩センター校や南町田校など、7つのスクールを運営。「曲げずに飛ばす」理論を伝授。プロの指導他、これまで1万人を超えるアマチュアゴルファーのためのスーパーコーチ。

黒川 晃(レッド)
レッドベターの秘蔵っ子ニュージーランド帰りの本格派
ニュージーランドに21年間在住、名門クリアーウォーターGCで専属ティーチングプロとして活動。帰国後デビッド・レッドベターの公認インストラクターに認定され、レッドベターゴルフアカデミー日本校でツアープロからアマチュアまで指導。

お悩み「ダフリ&トップ」

今回のアマチュア
宗田雅邦さん

●年齢      56歳
●ゴルフ歴    30年
●平均スコア   93
●ベストスコア  85
●ハンデキャップ 21
●スポーツ歴   テニス
●球種      ドロー系


自分ではなぜだか分からないけど、ダフったり、トップしたり、時々手痛いミスが出るんです……。

今回の隊員
勝又優美(ピンク)

ピンク:ワンポイントで修正します!おまかせください!!

「ダフリ&トップ」の原因

宗田雅邦さんのテークバック

テークバックの途中までは腕と胸の三角形がキープできていますが、トップの位置の時に腕だけで押し上げていて、シャフトクロスの傾向に。

テークバックでキープしてきた三角形が、腕だけでトップへ押し込もうとして、潰れています。

×:三角形が潰れた状態からだと、クラブがインから遅れて下りてきてしまいます。

:トップへはしっかり胸を回して、キープした三角形を下ろしてくる イメージで。

\主な原因はココ!!/

トップに腕だけで押し込んでしまい、腕と胸の三角形が潰れて、シャフトクロス気味に。

その結果、クラブがインから遅れて下りてきて、ダフリやトップの原因になっていたんです!

ワンポイントレッスン

両腕と胸のラインで形成される、三角形をキープして、しっかり胸を回してテークバックしましょう!

ボールを両腕にはさんで左ワキを締めたまま腕と上体を一体に上げる!

実際にボールを使って確認。スイング中に三角形を維持!

  • 両腕にボールを挟んでアドレスしたら……。

  • 左腕が平行になるまで三角形をキープ。

  • 腕と胸を同調させてトップへ!

  • そこから先もボールを潰さない意識で!

腕と体を同調させれば、ダフリもトップも激減します!

Before And After|ビフォー&アフター

Before:シャフトクロス気味だったトップが……。

After:三角形の維持で修正!

「"三角形をキープ"のワンポイントで、ダフリやトップが減りました!」

ミス撲滅大作戦!![今回のドリル]:ボールを潰さずテークバック

下の写真のようにボールを両腕の間に挟み、腕が地面と平行になるまでテークバックする。その位置からトップまで、両腕と胸で構成されている三角形を潰してしまうことなく、上げて下げてを3回繰り返す。腕だけで上げてしまうと三角形が潰れるので、しっかり胸も回してトップへ。

このドリルで、腕と体が同調する感覚をつかんでください。

協力/グリーンヒルゴルフパーク
イラスト/野村タケオ

GOLT TODAY本誌 No.558 154~157ページより