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ゴルフQ&A|パターが真っ直ぐ転がらない原因はどこにある?【大森プロ】

2019/04/27 ゴルフサプリ編集部

アマチュアゴルファーのお悩みにティーチングプロがお答えする「ゴルフQ&A」のコーナー。今回は、パターが真っ直ぐ転がらない悩みについて、大森信彦プロにアドバイスしてもらいました。パターが真っ直ぐ転がらずお悩みのゴルファーは、是非ご参考ください。

パターが真っ直ぐ転がりません。原因はどこにありますか?

相談者 女性 / 30歳 / ゴルフ歴5年 / スコア102
使用パター オデッセイ ストローク ラボ SEVEN パター レディース [32インチ]

このパターを選んだ理由
ボールを打った感触が良く、気持ち良くパターを打てます。また、パターを手にした時の重さもちょうど良いです。何本かパターを試打しましたが、一番感触が良かったのでこちらのパターを購入しました。価格帯はやや高めですが、それ以上に価値があると思います。一緒にパターを見に来ていた知人も試打をしてこのパターを絶賛していました。

パターが真っ直ぐ転がらず、左右にボールがブレてしまいます。

一番の悩みはパターです。真っ直ぐ転がることが少なく、ボールをフェースの芯で捉えられていないのか、打った時の音が少し違う気がします。

パターの際に傾斜関係なく、打った時に左右にボールがブレてしまいます。

また、傾斜がない場合で同じ強さでボールを打っているつもりでも、その時々でボールの転がる距離が変わってきます。特にロングパットの場合は最初から左にボールが逸れてしまうことがよくあり、距離感も安定しません。

また、強く打とうとして力が入り過ぎているのか、たまにボールが跳ねる場合もあります。そのイメージが強すぎてロングパットでは強く打つことにためらいがあります。

パターのグリップの握り方
パターも、ドライバーやアイアンと同じオーバーラッピングでパターを打っています。ただし握る強さは距離に応じて変えています。ロングパットの場合はしっかりと握り、ショートパットの時は軽く握るようにしています。

パターのアドレスの構え方
アドレスもアイアンと同じように構えています。腰のラインと肩のラインを確認して、右肩が前に出ないように注意しています。背筋も脚の付け根から前傾姿勢で背筋を伸ばしています。スタンスは肩幅よりやや狭めでとっています。

パターの打ち方(ストローク)
基本的には自分が打ちやすい方法で打っているので、インサイドインを意識しています。

ただ、インサイドインで打つとひっかけたり、右にいくことがあるので、そういったことが続く時は、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つように心掛けています。

現在のパターの練習方法
パターの芯の所をテープで巻いて、上から見てもフェースの芯が分かるようにしてパターの練習をしています。それだけでは本当にフェースの芯に当たっているか分からないので、ボールを打った際に当たったフェースの面に印がつくようにしています。

いつも一緒にラウンドしている人からは、グリップの握り方も良いし、アドレスもしっかりと出来ていると言われたので、あとはボールを芯に当てるだけだと思い、この練習を始めました。また、この練習であれば自宅でも出来るので取り掛かりやすいです。

ティーチングプロへの相談

自分自身としては、グリップの握り方、アドレス、ストロークをしっかりとしているはずなので、あとはボールの当たるタイミングと思っています。ただ、専門家の目でグリップ・アドレス・ストロークが本当にあっているのかどうかを教えて頂きたいです。どうぞよろしくお願いします。

今回のお悩みには大森信彦プロが即断回答!!

大森信彦(おおもりのぶひこ)
1973年5月7日生まれ。日本大学ゴルフ部出身。2013年PGAティーチングプロライセンス取得。「手先の動きは少なく」「体の動きは大きく」という基本をベースに、方向性や飛距離アップを実現する独自のスイング理論を提唱している。現在、都内を中心に6店舗を展開するインドアゴルフレッスンスタジオ「Spoon(スプーン)」にてレッスンを行っている。

Spoon(スプーン)店舗一覧|幡ヶ谷店、仙川店、経堂店、荻窪店、代々木上原店、東中野店

大森信彦プロのアドバイス「パターの形状に合わせてストロークしましょう」

パターの形状によって、ストロークの方法は様々です。下の写真をご覧ください。

左のパターのように、フェースが開くクラブはインサイドインで振りやすいパターです。一方、右のパターのように、フェースが開かないパターは真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出すストロークが合っています。

相談者様がご使用されているオデッセイ ストロークラボ SEVEN パターは、フェースが開きづらいパターです。そのためインサイドインのストロークではなく、“真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す”を意識したストロークの方が振りやすくなります。

Spoon(スプーン)幡ヶ谷店のスクール情報はコチラ