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ゴルフQ&A|アイアンのダフリ解消にオススメの練習方法は?【大森プロ】

2019/05/22 ゴルフサプリ編集部

アマチュアゴルファーのお悩みにティーチングプロがお答えする「ゴルフQ&A」のコーナー。今回は、アイアンのダフリを解消するための練習方法について、大森信彦プロにアドバイスしてもらいました。アイアンのダフリにお悩みのゴルファーは、是非ご参考ください。

アイアンのダフリを直すためにはどんな練習方法がおすすめですか?

相談者 男性 / 52歳 / ゴルフ歴25年 / スコア80〜90
使用アイアン ミズノ MP-15 アイアン 6本セット[NS PRO 950GH フレックス:R]

アイアンでダフってしまいスコアを崩してしまうことが悩みです。

アイアンで自分の思い通りに打とうと思えば思うほどダフってしまい、いつもスコアを崩してしまいます。アイアンのスイングはあまり悪くないと言われるのですが、ダウンブローが強すぎてダフってしまうことが多々あります。

特に雨が降った翌日など、地面が柔らかい時にダフってしまうことが多いです。ティショットが成功し、残り100ヤードでPW(ピッチングウェッジ)などでピン側を狙った時に力んだり、打ち込み過ぎてダフることが多いです。

ボールの左先にもう一つの仮想ボールをイメージし、そのボールを打つようにしたり、ボールだけを捉えるように薄く当てることに気を付けています。

また、ピン側に打ちたい時などに力が入り右肩が下がってダフっている気がするので、できるだけ肩をフラットに回すことを意識しています。

アイアンのグリップの握り方
基本的にオーバーラッピンググリップで、アイアンの時はあまりフックにならないように握っています。

また、強く握らないように注意して、インパクトにかけてヘッドが意識せずに返るようにヘッドを走らせる感覚で振ることを心がけています。

アイアンのアドレスの構え方
できるだけスクエアに構えるようにしています。ダフリが多い時などは、少しオープンにしてアウトサイドにテイクバックすることで当たりが良くなった経験があるので、その日の調子によってアドレスを変えたりしています。

アイアンの打ち方(ストローク)
アイアンのストロークは、ヘッドの重みを感じて、ヘッドを走らせる意識を強く持って振っています。

また、フォロースルーにかけてヘッドを立てていくイメージでストロークしています。ラフなどでは、少しフェースをオープンにして大きめのクラブを持つようにしています。

現在のアイアンの練習方法
練習場のマットではダフっているのか分かりにくいため、打った時の音に注意して練習しています。たとえば、『ドン』と音がした時はダフってしまったと判断しています。

また、ゴルフ上級者の知り合いから、練習場のマット練習だけではクリーンに打てているか分かりづらいと指摘されました。そのアドバイスを受け、できるだけラウンドしたり、芝のアプローチ練習スペースがあるゴルフ場に行って練習しています。

ティーチングプロへの相談
ラウンドや同じ日のホールによって、突然大ダフリが出てチョロをしたり、逆にトップしたりすることがあり、スコアが日によって大きく変わるので困っています。

アイアンショットを安定させる打ち方、ルーティン、練習方法などを教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。

今回のお悩みには大森信彦プロが即断回答!!

大森信彦(おおもりのぶひこ)
1973年5月7日生まれ。日本大学ゴルフ部出身。2013年PGAティーチングプロライセンス取得。「手先の動きは少なく」「体の動きは大きく」という基本をベースに、方向性や飛距離アップを実現する独自のスイング理論を提唱している。現在、都内を中心に6店舗を展開するインドアゴルフレッスンスタジオ「Spoon(スプーン)」にてレッスンを行っている。

Spoon(スプーン)店舗一覧|幡ヶ谷店、仙川店、経堂店、荻窪店、代々木上原店、東中野店

大森信彦プロのアドバイス「アイアンのダフリはティアップ打ち練習で解消しましょう」

アイアンのダフリを解消する練習方法として、ティアップしたボールを打つ「ティアップ打ち練習」がおすすめです。

マットの上に置いたボールをアイアンで打つ場合、ヘッドのソールがマットの上を滑るため、ダフってもボールに当たることがあります。これだと本当はダフっているのに、そのミスに気づきにくいです。

一方、ティアップしたボールを打つ場合には、ダフリやスライスの打ち方をしているとティを叩いてしまいます。これによりダフっていることが明確に分かります。

ティアップしたボールを打つ時、ヘッドの入り方が上から過ぎても下から過ぎてもティを叩いてしまいます。ポイントは、ティアップしたボールを横から払い打つイメージです。

ティアップ打ち練習で、アイアンのフェースの芯でボールをクリーンに打つ感覚を身につけましょう。

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