南太平洋の島・ニューカレドニアへのゴルフ旅!! 前編
真っ青な海とゴルフ場。寒い日本を抜け出してGO!
急に寒くなって、ラウンドも冬支度。でも「やっぱりゴルフは暖かいところでやりたい!」ですよね?
また、もうすぐお正月休みなのに、なかなか予定が決まらず、予約も取っていないけど「どこか暖かいところでゴルフがしたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな面々におススメの「ニューカレドニアでゴルフ!」 。今回はその魅力を、実際に行った経験を交えて、2回に分けてお伝えします!
成田からの直行便で行けちゃいます!
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窓際2席なので圧迫感も少ないです。
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機内アメニティのバッグもかわいい!
南半球に位置するニューカレドニアは、これから夏を迎えます。真っ青な海でマリンスポーツのイメージが強いかもしれませんが、素敵なゴルフ場もちゃんとあります。前編は空港からも近い首都ヌメアのお話です。その前に、日本からの移動手段についてお伝えしましょう。
日本からニューカレドニアへは、成田からエアカランの直行便が週に5便(夏休みや年末年始などの繁忙期は毎日)、飛んでいます。また、関空からも週2便あります。乗継便しかないと思っている人も多いようですが、ちゃんとありますよ~直行便!
さらに、すごく遠いというネガティブなイメージを持っている人も多いのですが、ニューカレドニアまでの所要時間は約8時間半。これを伝えると「意外に近いんだ」というお返事が返ってきます。映画を観ていると、あっという間に到着します。また、個人的な意見ですけど、窓際席が2席なのも圧迫感が少なくて、居心地が良いと感じました。
キャディバッグが無料で預け入れできる!!
さらに、嬉しいのは、エアカランではキャディバッグの預け入れは無料ということ! これ、ゴルファーにとっては嬉しい部分ですよね。通常の無料受託手荷物に加え「1個23kgまでのスポーツ用品に限り無料でお預かりいたします」とのことですから、エコノミークラスであっても、23kgまでの手荷物1個と、23kgまでのキャディバッグを無料で預かってくれるのです。海外にゴルフに行くたびにオーバーチャージを払っている人も多いかと思いますが、ニューカレドニアへのゴルフ旅はその心配は無用です。
日本との時差はわずか2時間!
フランス領のニューカレドニアですが、日本との時差はわずか2時間。なので、時差ボケの心配もありません。ただし、成田便がニューカレドニアのトントゥータ国際空港に到着するのは23時頃。翌日、すぐにラウンドという予定を組んでいる人は、飛行機の中の映画はほどほどに、しっかりと睡眠をとっておいた方が良さそうです。
「そんな夜中に着いて大丈夫?」と心配する声もありそうですが、空港に着くと歓迎のダンスが迎えてくれて、とにかく明るいイメージなので心配は無用です。
ただし、ホテルへの移動はバスなどを事前に予約しておきましょう。いくつかのホテルを順番に回っていくので、時間はかかります。
とはいえ、空港からホテルまで50分ほど要するので、タクシーだと日本円で1万円以上かかります。グループ旅行なら、割り勘で安くすみますが、1人か2人の場合は空港のシャトルバス利用がお勧めです。
ウェブサイトで予約もできますし、現地の空港カウンターでの申し込みも大丈夫。心配性の人はちょっと割高になりますが、現地旅行会社に日本語ガイド付き送迎車を事前に申し込んでおくのが良さそうです。
また、空港内のお店はオープンしていますが、街中はそうはいきません。日本のようにホテル近くのコンビニなんてものはないです(笑)
さらにルームサービスがあるホテルでもすべてが24時間とは限りませんので、夜食は空港で購入しておく方が無難です。お部屋にミニバーがあるホテルなら、飲み物は必要ありませんが、ないケースもあるので、事前に確認して、ない場合はビールやジュースなども確保して移動することをお勧めします。
たくさんの放し飼いの孔雀たちに見守られてのラウンド?!
ヌメアのおススメゴルフ場はティナゴルフ。現地の表記は「Golf de Tina」。ヌメア市内から20分とアクセスの良さが魅力です。コースのデータは、18ホール・パー72 5889メートル(6440ヤード)と、距離は長くないのですが適度なアップダウンもあり、きっちり戦略を立てないと、思わぬ罠にハマることもあるので要注意です。
前半は自然の起伏を活かしたレイアウト。アップダウンがあるホールも多いので、距離感をつかむのが難しそうです。
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海越えのショットにも挑戦!
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豪邸が並んでいます。
後半は、海越えを含む海岸沿いでリゾート気分を満喫できます。ティナ地区は高級住宅街でもあるので、コースのすぐそばにはプール付きの素敵なお家が並びます。ゆったりと流れる時間が羨ましく感じます。
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美しい孔雀が間近で見られます。
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ティグラウンドの後ろで見守ってくれる子たちも(笑)
ここのコースの特徴ともいえるのが、放し飼いにされている孔雀たち。とにかく、たくさんの数がいて、近寄っても逃げません。ティグラウンドの後ろでショットを見守ってくれるホールもあるほどです(笑) 孔雀たちとのラウンド、楽しそうですね。
充実の練習環境でゴルフ合宿はいかが?
今回、こちらのコースを訪れたのは「パシフィックジュニアオープン」の取材。
(パシフィックジュニアオープンの記事はこちらからhttps://golfsapuri.com/article/10002424。)
アテンドしてくれたのは、ニューカレドニア在住の由美子・リベラさん。実はダンナ様がティーチングプロとしてティナゴルフで、子供たちにレッスンをしています。この日も練習グリーンで小さな子供たちがパターの練習をしていました。
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打ちっ放しのほか、アプローチ練習場もありました。
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小さい子たちも練習グリーンで練習していました。
ティナゴルフは打ち放しやアプローチ練習場も充実しているので「ゴルフ合宿にも最適よ」と由美子さん。ニューカレドニアで1日ゴルフ漬けも悪くないですね。
フレンチビストロの美味しい料理に舌鼓!
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食事だけに来る人もいる地元でも評判のレストランです。
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テラスで食事をしていると、ふらりと現れる猫ちゃん。
こちらのコースには、ショップやレストランも併設されています。雰囲気のあるレストランで、プレーのあとに美味しいフレンチビストロとビールをいただけます。オープンテラスになっているのですが、ときどき、ひょっこり現れる人懐こい猫に癒されます。
ティナゴルフプレー代目安
ホテルからの送迎付きプラン 9H:9000XPF 18H:12000XPF
1XPF=1.01円(2019/11/28現在)
ゆっくり滞在したくなるすべてキッチン付きのリゾートホテル
ヌメアでは2か所のホテルに滞在しました。最初は「シャトーロワイヤル・ビーチリゾート&スパ」というホテルです。
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すべての部屋がキッチン付。
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広めの部屋でゆったり過ごせます。
全室キッチン付きのスイートルームタイプなので、スーパーマーケットで食材を買い込んで、ゆったりお部屋で過ごすのもアリですし、長期滞在にもおススメです。私は2泊(初日は真夜中にチェックインだったので、1.5泊くらいの感覚ですが(笑))のみでしたので、レストランで食事をいただきました。
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素材を選んで、調理方法も選びます。
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天使の海老? 未確認でした(笑)
ビーチに面しているホテルだけあって、シーフードが充実。黒板の素材を選んだら、調理方法もチョイスできました。そういえば、ニューカレドニアは「天使の海老」が有名なのですが、私がいただいたものがそうかは、確認できませんでした(笑)
時間があれば、ユニークなスパも体験してみたい!
今回は見学だけだったのですが、こちらのホテルはスパがかなりユニーク。アクアトニックプールというラグジュアリーなスパ・プールを有しているからです。32~34度に温度設定された2つのプールは、ウォータージェットや打たせ湯のほか、何と、プールの中にバイクが置かれ、運動もできるそうです。他にはない施設とのことなので、行かれる方はぜひ体験してみてください!もちろん、マッサージなどのスパメニューもあります!
シャトーロワイヤル・ビーチリゾート&スパ
https://www.hotelchateauroyal.nc/fr
住所:140 Promenade Roger Laroque, Noumea 98807 ニューカレドニア
TEL:+687 29.64.00
カジノとビーチの間に建つル・メリディアン・ヌメア・リゾート&スパ
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プールを眺めてのんびりできます。
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モダンなインテリアも特徴です。
もう1か所のホテルは「ル・メリディアン・ヌメア・リゾート&スパ」。マリオットグループの5つ星ホテルです。レストランやバー、スパなどの施設も充実しています。さらに、ビーチとは逆側には道路を挟んでカジノがあり、歩いて行けます。カジノは撮影禁止なので、写真はありませんが、なかなか大人な雰囲気で。お金にゆとりのありそうな面々が、ゲームを楽しんでいました。
実はこのル・メリディアン・ヌメア・リゾート&スパとシャトーロワイヤル・ビーチリゾート&スパは隣同士。どちらもアンスバタ湾に面し、美しい海の眺めやサンセットが楽しめます。ゆったり過ごす休日。最高に贅沢な時間が過ごせそうです。
こちらのホテルは日本語サイトがあったので貼っておきます。
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/noumd-le-meridien-noumea-resort-and-spa
住所:BP1915, 98846 Noumea Cedex Noumea, 98846 New Caledonia
TEL:+687 26.50.00
後編はブーライユのリゾートをご紹介します!お楽しみに!!
写真・取材・文:下山江美